アルテタ監督:プレス・カンファレンス(後編)
※一部を抜粋
オーバメヤンの怪我について何か朗報はあるか?
「昨日はその前の二日間よりもポジティブな状態だったし、ずっと良くなっている。す日後に検査受ける予定なので、そこでどれ位でチームに復帰できるか分かるだろう。
我々は彼がどれだけチームにとって重要な存在か分かっているし、彼もそれを理解しているので責任を感じている。そのため、彼は早期復帰を目指してベストを尽くしているよ。
彼の件以外では、今日のトレーニング前にお伝えできるニュースは無いね。」
ポゼッションがチャンスに繋がらない理由について
「私はポゼッションすること自体に興味はないんだ。私が興味を持っているのはボールを使って何をするのか、どれだけ効率的にプレーするかという事だけだ。
コンバージョン率とフィニッシュのクォリティが低いことが原因だ。なぜなら、これらは多くの場合でフットボールの試合に勝つために極めて必要なものだからね。
以前はこれらが機能していたので試合に勝てていた。フィニッシュのクォリティの高さは天井知らずだったし、だからフットボールの試合にも勝っていたんだ。
フットボールと言うのは結局のことろ、お互いのボックス内でどれだけ違いを生み出すかなのだ。もし自分達のボックス内で上手く行っていない時に、相手のボックス内に侵入してネットを揺らせなければ、それが結果を左右することになる。」
カラバオ・カップを制覇できれば、今シーズンのクラブにとって十分な結果と言えるか?
「一つの大会で成功するだけでは不十分だ。我々は参加する全ての大会で優勝を目指さなければならない。昨シーズンは二つの大会を制することが出来た。
今年はこの大会で本当に良い結果を出せている。明日の試合で勝って更なるトロフィー獲得へ向けて一歩前進すること、それが我々の目指すものだ。
しかし、この大会で成功を収めたとしても、プレミアリーグでは本来いるべき順位から遠く離れている状況なので、この大会の結果が他の大会に反映されたり我々の状態が良く見えたりすることはない。」
マルティネッリについて
「彼の肩にクラブの救世主というプレッシャーをかけるべきではない。それは不公平だ。確かに彼には特別な何かがあるし、フィールドに立つ度に特別なエネルギーを放っているのでファンの目を引くと思う。
ただ、ガビが我々と一緒にプレミアリーグでプレーしてきた時間は非常に限られているという事を忘れてはならない。他の若手選手たちと同様に彼の成長も見守ろう。」
火曜日の試合にはELのチームで挑むのか?
「まずは今日の選手たちの様子を見てからだ。オーバは明日の試合でプレーできないし、他のポジションにも幾つかの懸念材料がある。誰が起用できるか様子を見てみよう。
我々はシティのレベルを良く知っているので、競争力のあるチームで挑みたいと考えている。」
監督は選手時代に、物事が上手く行かなかったときどうしていたか?
「スタッフやコーチ、選手など自分の周りの人達を良く見回していたね。ファイターの姿を確認したかったんだ。
一般的にそういう状況になったとき2種類のタイプが存在する。つまり、ファイターと被害者の様に振る舞うタイプだ。こういう時はファイターが必要なのであって、被害者ヅラするような人間は必要ない。
被害者ぶってる人間は言い訳をしてはどんどんネガティブになっていき、周囲や自分の思い通りにならない事を何でもかんでも非難し始める。
上手く行っていない時には戦う姿勢や献身さがあって、この瞬間にクラブのために全力を尽くす準備の出来ている人間が必要なんだ。」
(ソース:Arsenal.com)
前編↓



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