サリバ出場時のスタッツが圧倒的だと話題に
今夏の移籍市場でアーセナルが獲得したサンテティエンヌのU-20フランス代表DFウィリアン・サリバ(18)について、リーグ・アンでのスタッツが素晴らしいと話題になっています。アーセナルはトテナムとの争奪戦を制し、移籍金2,700万ポンド(約38億円)でサリバを獲得しました。ただ、獲得の条件として今シーズンはサンテティエンヌへローンバックすることが契約に盛り込まれているため、現在はリーグ・アンでプレーしています。
サリバはシーズン序盤こそ内転筋の怪我により離脱していましたが、復帰後は素晴らしいクォリティを発揮しチームに貢献しています。最新の試合結果を見ても、コシエルニーが加入したボルドーに1-0で勝利しています。
football.londonによれば、サリバがプレーした時と不在だった時とでは、サンテティエンヌのスタッツが全く異なるそうです。2019年にサリバが出場したリーグ戦は13試合で、そのうち11勝を挙げています。獲得可能な39P中33Pを獲得するという圧倒的な成績を残しています。
さらに圧巻なのは試合のスタッツです。サリバが出場した全13試合の成績は11勝2敗ですが、その中で僅か4失点しかしていないとのこと。サリバが不在だった17試合では28失点もしており成績も対照的です。まだ18歳ながら試合への影響力の高さが伺える結果となっています。
サリバ出場:13試合11勝2敗 4失点
サリバ不在:17試合4勝5分8敗 28失点
(ソース:football.london)
エメリ:エンケティアの状況は心配していない
現在、チャンピオンシップのリーズ・Uへローン移籍中のエンケティアですが、途中出場が多いものの何度かゴールを奪いポテンシャルの高さを示しています。しかしながら、まだビエルサ監督の信頼を勝ち取るまでには至っておらず、出場機会が限られています。この状況にはエンケティア自身も『リーグ戦にスタメン出場できないのは残念だ。僕は試合に出るために来たんだよ。』とコメントし不満をあらわにしています。
リーズでのエンケティアが置かれている状況について、エメリは次のようにコメントしています。
エメリ監督
「まだ10月だ。それに彼はリーズにいる訳で、私は(ビエルサ)監督と彼の決断をリスペクトしている。まず大前提として私はビエルサ監督の判断を尊重する。それに彼はもっとプレーする様になるだろう。彼はプレーするのに値していると思うからね。
リーズで毎試合プレーすることが、代表チームでプレーする上でも重要だしアーセナルにとっても大切なことだ。なぜなら、我々としては彼に自信を身につけつつ経験を積んで欲しいからだ。そして、そこで得たものを今後我々の下で活かして欲しい。
彼はやるべき事をやっていると思う。彼のプレー時間は我々が望んでいたものでは無いかもしれないけれど、今後もっとプレーできるようになると確信している。」
(ソース:Mirror)