エメリ解任の可能性が高まる?
ミラー紙によると、先日行われたホームのサウサンプトン戦に引き分け、リーグ戦で6戦連続未勝利となったことを受けてクラブはエメリの解任を考え始めたそうです。サウサンプトン戦では試合終了間際にラカゼットのゴールで辛くも引き分け、終了後はサポーターからブーイングが浴びせられています。
現在は過去20年で最悪の結果となっており、クラブ首脳陣も我慢の限界が近づいているとのこと。ただ、サンジェイとヴェンカテシャムはすぐに解任するつもりはなく、今後行われるEL・フランクフルト戦とリーグ戦の3試合(ノリッジ、ブライトン、ウェストハム)で様子を見るらしいです。
この猶予期間で状況に改善が見られない場合、クラブは決断を下すことになりそうです。なお、エメリが解任された場合は現在アシスタント・コーチを務めるユングベリかボールドのどちらかがシーズン終了まで暫定監督として指揮を執る可能性が高いと予想されています。
エメリの後任には現在マン・Cでアシスタント・コーチを務めるアルテタが有力視されています。
(ソース:Mirror)
エメリ解任後の後任選びをスタートか?
デイリー・メール紙は、アーセナルがエメリの後任選びをスタートさせたと報じています。現在のチーム状況に対してクラブ首脳陣の不満が高まっており、監督交代が現実味を帯びてきたようです。サンジェイとヴェンカテシャムはエメリに時間を与えて様子を見たいと考えていますが、首脳陣の中にはエメリ解任を主張するメンバーもいるとか。
後任にはベンゲルが退任した際に候補に挙がっていたアッレグリやアルテタがリストアップされているようです。ただ、アッレグリは今シーズン不調のナポリがアンチェロッティの後任として狙っているとの噂もあります。また、クラブの主要な幹部は先週ライバルのトテナムの監督を解任されたポチェッティーノを高く評価しているようです。ただ、アーセナルとトテナムの関係を考えるとグーナーの反発が予想されます。
いずれにせよ、シーズン中に新たな監督を見つけることが難しいのはクラブも理解しており、シーズン終了までユングベリかボールドが暫定的に指揮を執る可能性があるようです。
(ソース:Daily Mail)
エメリの後任候補となる5人
デイリー・エクスプレス紙はエメリが解任された場合の後任候補となる5名をリストアップしています。
まず一人目は現在アシスタント・コーチを務めるユングベリです。ファーストチームを指揮した経験はありませんが、昨シーズンまでU-23の監督を務めておりそこでの実績が認められて今夏からファースト・チームのアシスタント・コーチに就任しました。エメリの下で現在のチーム運営に関わっていることから、すんなりと後を継ぐことが出来るのが利点です。
二人目はベンゲルの後任として最後まで候補に上がっていたアルテタです。現在はマン・Cでアシスタント・コーチを務め、現在まで3年半に渡ってグァルディオラに仕えています。ただ、ユングベリと同じくファーストチームの指揮をした経験はありません。なお、マン・Cでもグァルディオラの後任として考えられているそうです。
三人目は現在ニースで指揮を執るヴィエラです。MLSのニューヨーク・シティで2年間指揮を執ったあとニースの監督に就任しています。 ただ、ニースは現在15位でチーム状況は良くありません。
これまでの3名はファンの人気も高く信頼も厚いため歓迎されると思われますが、監督としての実績に乏しいという欠点があります。そこで、監督として申し分ない実績を挙げている監督もリストアップされています。
四人目は現在フリーのアッレグリです。ユベントス時代の5年間でリーグ優勝5回、コパ・イタリア優勝4回を達成し、CLでは2度ファイナルまで進出しました。昨夏に勇退したあと休養を取っています。
五人目は現在ヨーロッパで最も高く評価されている若手監督のナーゲルスマンの名前が挙がっています。ホッフェンハイムで評価を高めたあと、今シーズンからライプツィヒに引き抜かれました。ライプツィヒでも手腕を発揮し続けており、チームもリーグで2位と好調でさらに評価を高めています。
(ソース:Daily Express)