ファン・グループがクラブ首脳陣に決断を迫る
7月に「クラブとファンが分断されている」として #WeCareDoYou キャンペーンを展開し、オンラインで10万人を超える署名を集めたファン・グループが、今度はクラブには指導力が無くオーナーのスタン・クロエンケ氏がリーダーシップを発揮していないとする声明を出しました。クラブは目的もなくただ彷徨っているだけだと痛烈に批判しています。
クラブはリーグ戦で6試合連続未勝利と泥沼の状況に陥っており、サポーターも我慢の限界に近づいています。声明ではエメリの解任に直接言及してはいないものの、内容的には事実上の解任要求になっています。以下が声明の抜粋です。
ファン・グループによる声明
「クラブはピッチ内外で絶望的な状況に陥っており早急に行動する必要がある。我々は『テンション上げて行こう』と言われ、チームをサポートすることも求められた。我々はアーセナルのサポーターとしてその両方を行っている。
最初の声明で提起した多くの問題は、クラブによる解決がなされないまま今も残っている。これらの問題がすぐに消えて無くなる訳ではないが、クラブには早急な行動が必要である。我々が懸念する問題の中でも最優先の懸念事項は、ピッチ内外に蔓延する絶望的な状況だ。
クラブの中でも特に首脳陣が効率的かつ効果的で、野心に溢れる運営を行うようになるまで、他にある幾つかの問題は何一つ解決しないだろう。
夏の初め頃にあった楽観的な見方は、素晴らしいビジネスと好意的な補強を中心とするものだったが、クラブ全体の方向性とオーナーのリーダーシップに関する新たな問題が浮上してきた。クラブには目的が無く、舵取り役も不在で、ただただ彷徨っているだけの様な印象を受ける。」
(ソース:Sky Sports)
グァルディオラ:アルテタはいずれ監督になる
エメリの後任候補として有力視されているアルテタについて、自身の右腕として重宝しているグァルディオラは監督になる機会が訪れたら引き止められるか分からないと語っています。
グァルディオラ
「アーセナルの監督はエメリだ。ただ、遅かれ早かれアルテタは監督になるだろう。我々はシーズン終了までこのまま行きたいが、未来に何が起きるかは分からないよ。
私としては彼に残って欲しい。マンチェスター・シティには将来ここで働くための高い価値を持った人物がいる。しかしながら、プロとしての欲求はあるものだ。クラブの誰もが彼がここにいてくれることに満足している。
彼は選手としても素晴らしかった。ホールディングMFというのは、ピッチ上で何が起きるかというビジョンを持っている。ストライカーはゴールを奪うため、そこを守るGKのことを考えるだろう。ホールディングMFは選手として素晴らしいレッスンになる。だからスクールに通う必要もない。
ただ、それ以上に彼は人間として素晴らしく、多くの仕事をこなしている。数ヶ月後に彼は監督になると言ったが、彼はすでに監督なんだ。監督のように振る舞っている。」
(ソース:Sky Sports)
1月の移籍市場でハメス・ロドリゲス獲得に動く?
スペインでの報道によると、アーセナルは1月の移籍市場でレアル・マドリーのハメス・ロドリゲス獲得に再挑戦するらしいです。クラブは今のチームにはクリエイティブさが欠けていることからロドリゲス獲得を検討しているとか。
ただ、ロドリゲス自身はシーズン中の移籍に全く興味を示していないそうです。シーズン途中でレアルから移籍した多くの選手が、移籍先でも活躍できていないケースが多いため、シーズン途中の移籍に不安を感じているようです。
なお、アーセナルの他にはナポリも獲得に興味を示していると噂されています。
(ソース:Daily Express)