ベルカンプの公式Podcast第二弾
第一弾はこちら↓
ベルカンプ:フラストレーションの溜まる奴には…タックルだ!
ベルカンプはチームメイトにも常に高い水準のプレーを期待していたそうです。しかし、そのレベルに達しない選手には容赦無く制裁を加えていたようです。
ベルカンプ
「やる気の無い選手は我慢ならなかった。なんでそう言うプレーが出来たり、ピッチ上であんな風に振る舞えるのか全く理解できなかったよ。
大金を貰ってフットボールをプレーできるなんて最高だし、満員のスタジアムでプレーすることだって出来る。それに、全てが自分のためにアレンジされたりもするんだ。
その状況を楽しまない訳には行かないだろう。だから、なぜ60%〜70%の力でトレーニング・セッションに参加できるのか、なぜやる気を出さないのか、私には理解できなかったよ。
それは僕がキャリアをスタートさせた頃からずっとそう思っていたんだ。100%の力を出し切っていない選手を見るのは本当に耐え難かった。
例えばピッチの外で他のことをしていたり、外ではビッグ・マウスだったり、私の考えと合わないことをしていたら、その事をトレーニングに持ち込むんだ。
酷いタックルをお見舞いしたり、ファールを仕掛けることもあったけど、それが私のやり方なのさ。私は他人に向かって『何してるんだ!』と怒鳴るタイプではないからね。トレーニングの場でフラストレーションを露わにするんだ。」
(ソース:Arsenal.com)
ベルカンプ:ファブレガスやファン・ペルシとの関係について
若手としてチームにやってきたファブレガスとファン・ペルシについて、当時どの様に見ていたかを語っています。
ベルカンプ
「加入当時のファブレガスはとても物静かで、他の選手達にとても敬意を払っていたよ。ある日突然、ビッグ・ネーム達の中に混じった訳だけど、ただただ静かに自分を成長させていた。
彼は大口を叩くようなこともしないし、ただただ毎年成長しようとしていただけだ。彼がどんなキャリアを歩んで来たかを見れば、彼の考え方が正しかった事を物語っていると思う。彼の考えが正しかったからこそ、今の様なキャリアを歩めたんだ。
ロビン・ファン・ペルシはオランダでは前のチームとの間に問題があった様だけど、彼は入って来てすぐ馴染んだよ。オランダ時代の彼に対するイメージは、ひどく傲慢で間違った態度を取る選手という感じだったけれど、彼は加入してすぐ私達をリスペクトする様になった。
トレーニング・セッションがスタートしてからも、彼は大口を叩く訳でもなく、いろいろ質問をしてしっかり学ぼうとしていた。私の妻が彼の妻と仲良くなったので、私達もゆっくりと絆を深めて行ったんだ。
ピッチ上では彼に手本を示してリードしようとしたんだけど、彼からも何度かそれを見て学んでいると言われたね。
ピッチの外でも、オランダ代表のことや彼が学べる事について色々語り合った。そういう中で、これまで私が経験した事を共有できて良かったと思っている。」
(ソース:Arsenal.com)
ベルカンプ:最高の選手と共にプレーできた
ベルカンプは同世代の中で最高の選手達と共演して来ましたが、No.1は誰なのでしょうか?
ベルカンプ
「誰が一番かを言うのは難しいね。私がアーセナルでのキャリアをスタートさせた頃にプレーしていた、4バックの面々と一緒にプレーできたのはラッキーだったね。あんなの初めて見たよ。4バックの4人とGKが互いにしっかり繋がりを持っているんだ。あれは素晴らしかったね!
もちろん、ティエリ・アンリのような誰が見ても最高と言える選手を選ぶこともできる。彼は私が見て来た中で最も才能溢れる選手だったので、間違いなくNo.1と言えるだろうね。
試合だけでなくトレーニング・セッションでも、7割〜8割の力でプレーしている様に見えるんだけど、それでも最高の選手だったんだ。
とんでもない時代だったね。彼はあまりにも優秀だった。パトリック・ビエラとも一緒にプレーしたけど、彼は試合の流れを変えられる選手だった。
みんなも彼の最初の試合を覚えていると思うけど、ハーフタイムから途中出場した彼は完全に試合の流れを変えてしまった。
彼らをどうやって比較すると言うんだい? アンリとビエラ? それとも4バックと比較するの? かなり難しい。それにピレスは? 彼も素晴らしい選手だった。ユングベリは? 彼はズバ抜けた才能の持ち主では無かったかもしれないが、とても効果的で決定力もあったよね? コロ・トゥーレやソル・キャンベルと言ったDFは?
さっきも言った様に、私は幸運にも数多くの素晴らしい選手と一緒にプレーすることができた。No.1の名前を挙げるのは難しい。不可能だ。それぞれのポジションにいる選手が、チームにとって極めて重要な存在だったからね。」
(ソース:Arsenal.com)
プレミアリーグ公式:交代枠を5名へ増加
6月4日に開かれたプレミアリーグの臨時株主総会で、再開予定の2019/20シーズンに限り、1試合の交代枠を5名に増加させることを承認したと発表しました。また、交代枠の増加に伴い、ベンチ入り可能な最大人数も7名から9名に増加します。
プレミアリーグ公式
「プレミアリーグの株主は本日、交代選手に関するルールを一時的に変更することで合意に達した。
2019/20シーズンの残り期間については、試合中に利用できる交代選手数を3名から5名へ増加させる。
これは先月、国際サッカー連盟が行った一時的なルール改正に沿った変更である。
また、2019/20シーズンの残り期間、ベンチ入り可能なサブの選手の上限を7名から9名に増やすことも承認した。」
(ソース:Premier League公式)
Twitterもやってます→Follow @Arsenal_watch
スポンサーリンク
ワールドサッカーダイジェスト 2020年 6/18 号 [雑誌] メガクラブ改造計画