19-20 プレミアリーグ 第38節：アーセナル vs ワトフォード戦の結果

「立ち上がりからクレイジーな試合だった。我々が1点目・2点目とリード奪った時から、相手の前線の選手達が少しばかり ” チーティング ” を行っている感じがした。

また、彼らがカウンターを完遂する事が出来なかったとしても、ボックス内で彼らにボールを持たせ過ぎていたのは間違いない。ここが彼らの本当に危険なところだ。

彼らはゴール前で時折クォリティの高いプレーを見せることもあった。しかしながら、ここ数試合で見られた様な、ボールを保持できない試合展開にはならなかったね。」 

「つまり、彼らが前線に張り付いているというのは、なんと言うか…チーティングと言うよりギャンブルに近いことは彼らも分かっていたはずだ。

ボールをロストしたりフィニッシュまで行かなかった場合、間違いなくコントロールするのが難しくなるからね。

オープンスペースやミスも何度か見られたし、まるでバスケットボールの試合みたいだった。あまりコントロール出来ていなかったと思う。」 

「エミは今日の試合でもチームが必要とする場面で見事なパフォーマンスを発揮していた。彼は自分のポジションを確立したんだ。

彼は何度も最高のセーブを披露している。それに、ベルント（・レノ）はまだ怪我から復帰していないので、今はエミの出番だ。」

「フットボールにおける1週間というのはかなり長い。彼らが試合に出れる状態でいて欲しいものだ。もしそうなのであれば、彼がスタメン出場するだろう。」 

「そうだね、全く別物の試合になるだろう。まず、メンタル面では対等だと思う。相手が勝利を求めるのに比べて、我々の方が勝利を欲しているかと言うと、今日の試合を見る限りはそうでも無かったように思える。

なぜなら、相手は勝利が絶対条件だった事もあって試合へのアプローチが我々とは異なっていたからね。それは試合を見たらな分かると思う。

土曜日の試合では、この辺が大きく変わることを期待している。」

「彼は本当に努力していた。チームメイト達も努力し過ぎている様子が見られたし、彼に何とかもう1点決めさせようとし過ぎている場面もあった。

ただ、彼の残した数字が素晴らしいことは変わりはないよ。」

「そうだね、また厄介な怪我をしてしまった様だ。私が着任した翌週にチャンバースを失ったし、我々はパブロが3ヶ月離脱し今度はムスタフィが離脱した。守備陣は本当に人手不足だ。

ムスタフィはとてもコンスタントにプレーしてくれていて、素晴らしいレベルでプレーしている。それだけに、1日も早い復帰を願うばかりだ。」 

「そうなると思う。」

「そうだと思う。」

「彼はハムストリングの腱を伸ばしてしまったんだ。通常は回復に数週間かかる。」

「すでに先ほど3名のCBを挙げたが、今シーズンはとにかく長期間に渡って彼らが離脱する状態が続いている。我々が対処すべき問題だ。」

「幾つか気に入らない部分があった。」

「申し訳ないが、それは言えない。」

「私の中の基準に達していない部分がいくつもあった。」