プレ・シーズンにレンジャーズと親善試合
アーセナルは7月17日土曜日(現地時間)にレンジャーズのホームであるアイブロックス・スタジアムで親善試合を行うと発表しました。
これはレンジャーズの創立150周年の記念事業の一環です。アーセナルとレンジャーズがアイブロックス・スタジアムで初めて対戦したのは1933年でした。
レンジャーズのビル・ストラス監督とアーセナルのハーバート・チャップマン監督が非常に親しかった事から、この親善試合はこの後も毎年開催されたそうです。
レンジャーズが1973年に創立100周年を祝った際もアーセナルと対戦しています。
アルテタ監督
「2021/22シーズンへ向けた準備の一環として、アイブロックスへ行くことを楽しみにしてる。私もレンジャーズでは素晴らしい2シーズンを過ごした。
グラスゴーへ帰還しタッチラインに立って、アイブロックスの持つあの素晴らしい雰囲気を肌で感じる日が待ちきれない。
ジェラード監督率いる現役スコットランド王者との対戦は、プレ・シーズンの素晴らしいテストになるだろう。また、両クラブの長きに渡る友情の証として、150周年記念事業の一環を担えることを誇りに思っている。」
アルテタは2002年〜2004年までの2年間レンジャーズでプレーし、2002/03シーズンはレギュラーとして国内3冠達成に貢献しています。
なお、この親善試合についてはコロナによる移動制限のため、アーセナルのファンはスタジアムに入れません。クラブはファンが試合を観戦できる様にするため、ライブ配信等を検討しているそうです。
(ソース:Arsenal.com)
アルテタ監督:フラム戦へ向けたインタビュー
※一部を抜粋
最新のチームニュースとオーバの状態について
「皆さんもご存知の通り彼はマラリアに感染した。代表戦ウィークで渡航した際に感染したものだが、その時は何も症状がなかったものの後日症状が現れた。
我々には何の病気か分からなかったのだが、ドクターが素晴らしい仕事をしてくれて、すぐに検査を行って彼がマラリアに感染していることを突き止めた。
彼は二日ほど入院したが既に帰宅して静養している。復帰へ向けて順調に回復しているよ。」
オーバの復帰時期について
「彼の回復具合を見守る必要がある。我々のスポーツでは体を極限まで酷使するため、体調を整えるのに時間が掛かったりするからね。
しかし、彼自身は早く復帰したいと思っていて、チームに復帰する日を待ち侘びている。まずは様子を見よう。」
スラヴィア・プラハ戦の勝利でチームの雰囲気が良くなった事について
「準決勝に勝ち進んだという事実は、いつだって大きな励みになるものだ。このクラブは参加している全ての大会で優勝を目指しているからね。
昨夜の試合はこのチームがプレッシャーの中でもパフォーマンスを発揮できることや、良い結果を出したいというスピリットや欲望を持ち、真のキャラクターを示せるという大きな指標になった。
私は選手達の考えをとても気に入っている。エミレーツでホイッスルが鳴った際は後半ATに失点して残念な結果となったが、選手達は我々が勝ち上がれると確信していた。その事が昨夜の様な結果を出すうえで大いに役立ったと思う。」
国内の試合における勢いの重要性について
「リーグ戦で好成績を残して勝ち続ければ自信にも繋がるしスピリットも向上する。選手たちも個々のパフォーマンスを維持できるので、それがELにも影響を与えるのは間違いない。」
フラムとの今シーズン初戦を振り返って
「あの日は本当に良いプレーが出来たと思う。試合に勝ったしクリーン・シートも維持できたからね。本当に強かったと思うが、今回の試合は別物になるだろう。
準備という面で今回はあまり時間がないしね。ただ、我々は彼らのことを熟知しているので、どうなるか見てみよう。」
スミス・ロウの恐怖心の無さについて
「若いときに新しい経験をする際、その最初の経験がポジティブなものであることがかなり重要なのだ。なぜなら、それが自分自身に大きな自信を与えてくれるからだ。
これらの経験が1年前の彼らと現在の彼ら、そして彼らが生み出す期待感に大きな影響を与えているのだろう。
この様に全てがポジティブな方向へ向かっている事が、成長段階にある若い才能を一気に伸ばす事に繋がっている。
これは彼らにとってもチームやクラブにとっても非常に良いことだと思う。」
ボックス内におけるスミス・ロウの落ち着きぶりは20歳にしては珍しいと思うが
「トップ・プレーヤーはゴール前やボックス内でも落ち着いている。一瞬の出来事だったり一瞬のパスやボールタッチなどを彼らはコントロールできるのだ。
エミール(・スミス・ロウ)はパスを出すタイミングを待つことができる。ニコ(・ぺぺ)もシュートを急がないことでそれを実現している。
彼はタッチを繰り返したうえで正しい判断をした。ゴール前における冷静さと落ち着きが何より大切なのだ。それが大きな違いを生むからね。」
(ソース:Arsenal.com)
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