23-24 プレミアリーグ 第19節
アーセナル 0-2 ウェストハム・ユナイテッド
≪得点≫
アーセナル:
ウェストハム:13’ソウチェク、55’マヴロパノス
【出場メンバー】
ラヤ
ホワイト
サリバ
ガブリエウ
ジンチェンコ → 64’エンケティア
ライス
ウーデゴール
トロサール → 79’スミス・ロウ
サカ
マルティネッリ → 64’ネルソン
ジェズス
=ベンチ=
ラムズデール
キヴィオル
セドリック
ジョルジーニョ
エルネニー
ヌワネリ
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
試合について
「私に言えるのは、ウェストハムを祝福すると共に我々の選手を称えたいと言うことだ。これがフットボールなんだよ。
我々がこの試合で何を成し遂げ、どれだけ多くのチャンスを作り出したか見て欲しい。結果にはとても失望しているし相手は我々よりも両サイドのボックス内で優れていた。
相手の放ったシュートは2本だけでPKを入れても3本だが我々は30本も撃っている。ボックス内でのタッチ数や決定的な場面、ゴールを決めるべきオープンゴールの状況がこれだけ多く有りながらいずれも決められなかったのが何故なのか分からない。
フットボールの試合で勝ちたいならそれらをもっと上手くやらなければいけないが、今日の試合ではそれができなかった。
それ以外の部分ではチームはトライし続けていたし素晴らしい姿勢を示してくれたと思う。」
チャンスを逃し続けたことについて
「それが現実だし、それでも我々はチャンスを生み出す努力をしなければならない。シュートを30本撃ってもゴールできないなら、ゴールを奪うために50本・60本とシュートを撃つしかない。
極めて優秀なウェストハム相手に、これほどまでに試合を支配し、ボックス内でのタッチ数も多く、相手に殆どチャンスを与えない試合ができるというのは想像以上だが、今日はそれでも試合に勝つには不十分だったと言わざるを得ない。」
スタッツで圧倒しながら試合に負けたことに対するフラストレーションについて
「その通りだがこれがフットボールなのだ。チームがこれほどのスタッツを生み出せば普通なら試合に勝てるし、それが我々のやってきたことだ。
ブライトン戦でもリバプール戦でも多くのものを生み出してきた。我々は様々な方法でゴールを決めているが、もっと楽に試合に勝つためにはこの部分で更なる一歩を踏み出す必要があるだろう。
なぜなら、今日のチームは勝利に値する内容だったからだ。そこに疑問の余地はない。」
VARチェックが行われたうえで認められた1点目について
「私は見ていないのだが、彼らは自分達の持っている映像では結論が出せないということだけを言っていた。
我々の持つ技術を踏まえて考えたとき、それがゴールラインを割ったのか割っていないのかを断言できるほど明確なものがないと言うのは残念だよ。
だがもう終わったことだ。今となってはどうにもならない。」
決定力の問題を解決するため1月に新たな補強が必要になるのだろうか?
「今いる選手が我々の選手達であり、私の大好きな選手達だ。我々がやるべきことは、より良いシチュエーションを作り出す努力をすると共により多くのトレーニングを行うことだ。
そして、彼らにそれをやらせて自信を高めるのだ。選手達はこれまでもそうしてきたからね。」
選手達はゴール前で自信を失っているのでは
「そうとは限らない。ポストに嫌われたりボールをける時に0.5ミリずれたり、何度シュートを撃ってもその度にブロックされて決まらなかったりする。
適切なパスを選ぶべき場面で我々はミスを犯していることが多いと思う。ボックス内にフリーの選手が2人いるような場面だと私なら5つか6つのアクションを思いつくが、それが勝つ為の違いとなるのだ。」
1点目でゴールと判定されるのに使われたカメラアングルについて
「私には何とも言えないが、我々の持っている技術では明確な答えを出すのに不十分なのだ。したがって、我々がすべきことはこの様なことが無くても試合中に生み出した十分過ぎるシチュエーションを活かして試合に勝つことだ。」
ボックス内で77回ものタッチ数を記録しながらゴールを奪えなかったことについて
「ウェストハムが素晴らしかったのはあるけれど、我々はゴールを決めて試合に勝たなければならなかった。
また、(※自陣の)ボックス内で起きた2つの場面では我々は十分に上手く守ることができなかった。
彼らはボックス内で非常に優れたチームであり、タイミングが素晴らしいし前線に飛び込む選手達のクォリティも高いため、残念ながら今日の試合ではそれが違いとなって表れたと思う。
大いに失望する夜となってしまった。我々はこの試合でもっと多くのものを得るべきだったからね。」
(ソース:Arsenal.com)