23-24 プレミアリーグ 第3節
アーセナル ２－２ フラム
≪得点≫
アーセナル：70’サカ（PK）、73’エンケティア
フラム：1’ペレイラ、87’パリーリャ
【出場メンバー】
ラムズデール
トーマス → 56’ジンチェンコ
ホワイト
サリバ
キヴィオル
ライス → 90’ジェズス
ハフェルツ → 56’ビエイラ
ウーデゴール → 84’ジョルジーニョ
サカ
トロサール → 46’エンケティア
マルティネッリ
＝ベンチ＝
ラヤ
ガブリエウ
スミス・ロウ
ネルソン
アルテタ監督：プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
フラストレーションの溜まる試合だったと思うが
「そうだね、開始1分で我々はミスを犯して失点してしまったことで、試合がさらに難しくなった。その直後からリアクションを見せて多くの状況を生み出してチャンスを作り相手に何もさせなかった。
我々は完全に試合をコントロールしたがゴールを決めることが出来なかったので、後半からは幾つかの変更を行っている。
ダイナミックな変更を行ったことで選手の連携も良くなったし、控え組が大きな違いとインパクトをもたらしてくれたと思う。彼らがチームにもたらした決断力と自信はとても良かったと思っている。
我々は2-1と逆転したので、その後は命がけで自陣のボックスを死守する必要がある。あの様な失点は許されるものではない。なぜなら、本来なら我々は5点～7点は決めているべきだったのだからね。」
またしてもホームゲームの早い時間に失点してしまったが
「ミスはフットボールの一部なので、どこでミスを犯すか、そして相手がそれをどう受け取るかが分かれ目となる。昨年のホームで行われたフラム戦でも我々はミトロビッチにゴールを許してしまった。これもフットボールの一部なんだ。」
昨シーズンと同じ結果になるのではという考えが頭をよぎったか？
「そんな事は考えなかったし、チームのプレーからもその様な様子はみられなかった。他のスポーツだったら何百点差で勝てるかもしれないが、これはフットボールなんだ。
我々は本当にどうしようもない形で2失点して引き分けた。だからこそ今日の我々がまさにそうだったように、プレミアリーグでは何かを諦めると罰を受けることになる。」
昨シーズンの様な流動性を得るには時間がかかるのか
「まぁ今シーズンと昨シーズンのフラム戦を見比べれば、少なくとも昨シーズンより10倍良かったと思うけどね。我々の出来は昨シーズンより遥かに良かったと思う。ただ、昨シーズンは終了間際のゴールで2-1と勝利したが、今日は2-2で引き分けてしまった。」
ビエイラが与えたインパクトとジェズスの早い段階での投入を考えたかについて
「次々とチャンスを生み出していたのでその必要はなかったと思う。ジェズスは手術後にまだ数日間しかトレーニングを受けていないので、彼の投入は終了間際にすると決めていた。だが、私はサブメンバーの活躍ぶりにとても満足しているよ。
ファビオ（・ビエイラ）が活躍してくれたことも嬉しい。と言うのも、彼は今シーズンここまで出場機会がゼロだったからだ。
その中であの様な決意と積極性を持ってプレーし、彼が見せたようなインパクトを残す選手はなかなかいないので私も本当に嬉しいよ。」
ハフェルツのパフォーマンスについて
「私は彼が後ろ向きでプレーした時の動作も見ていたがターンすることも出来ただろう。だが、それは全ての選手に対して要求していることの一つだ。
前を向いてプレーしてファイナルサードでインパクトを与えなければならない。なぜなら我々は勝利へのひっ迫感があったからだ。しかし、それが出来なかった。」
エンケティアのパフォーマンスについて
「素晴らしかった。現在の彼は相手にとって大きな脅威になっているので、とても良い時期を迎えていると思う。後半から行くぞと告げたとき私は直ぐにそれを感じたよ。目に闘志が溢れていてゴールすることだけを考えていた。そしてフィニッシュの動きも最高だったね。」
エンケティアを外すという判断は難しかったのでは
「外す判断をするのは全員難しいよ。ベンチに目を向けるとまだプレーしていない選手がたくさんいるけれど、2週間後からは全く異なるシナリオになってくるので、我々はそれに備えているのだ。」
対ロンドンのクラブに対する無敗記録について
「今日はそんなことを考えることはできない。自分達がやってきた事や生み出したものを全てぶつけても試合に勝てなかったことに失望している。
3Pを手に出来ていないのが信じられない。だが、自分達を見つめ直す良いきっかけだと思う。今日は本当にチープなゴールを2つも許してしまったのだからね。また、我々はボックス内で生み出した全てのものをもっと活かすべきだった。」
（ソース：Arsenal.com）
