19-20 プレミアリーグ 第16節
ウェストハム・ユナイテッド 1−3 アーセナル
《得点》
ウェストハム:38’オグボンナ
アーセナル:60’マルティネッリ、66’ぺぺ、69’オーバメヤン
【出場メンバー】
レノ
メイトランド=ナイルズ
チャンバース
ソクラテス
ティアニー → 29’コラシナツ
トレイラ
ジャカ → 86’グエンドゥジ
エジル
ぺぺ → 88’ネルソン
オーバメヤン
マルティネッリ
=ベンチ=
マルティネス
ダビド・ルイス
サカ
ラカゼット
クラブはエメリの補強要求を叶えられず
アスレティック紙のオーンステイン氏によると、アーセナルは今夏の移籍市場で総額1億3,000万ポンド(約186億円)を投じていますが、エメリが求めていた補強要求は殆ど叶えられなかったそうです。ミラー紙がアスレティック紙の記事を引用して報じています。
エメリはクラブが抱える守備の問題を解決する為にイングランド代表DFハリー・マグワイアの補強を求めていたようです。また、ウィングはぺぺではなくウィルフレッド・ザハを熱望し、MFにはアトレティコ・マドリーのガーナ代表MFトーマス・パルティの獲得を希望していたとか。
マグワイアに関してはマン・Uとの争奪戦に敗れていますが、CL出場権を逃したことで資金面でも獲得が難しいことは分かっていたそうです。また、パルティについてもエメリが理想とする中盤の選手でしたが、5,000万ユーロ(約60億円)のバイアウトが設定されていることから断念。ザハに関しては移籍金4,000万ポンド(約57億円)のオファーを拒否されたことでぺぺ獲得にシフトしたという経緯があります。
アーセナルはぺぺ獲得に総額7,000万ポンド(約100億円)を投じましたが、プレミアリーグへの適応に苦しんでいて本来のパフォーマンスを発揮できていません。一方のザハはプレミアリーグでの経験が豊富なため、今シーズンも安定したパフォーマンスを発揮しています。
そしてDFに付いては、マグワイアの代わりにダビド・ルイスを補強しましたが、守備の改善には全く役に立っていません。また、テクニカル・ディレクターに就任したエドゥは、着任が遅れたため今夏の補強プランには限定的な影響しか与えていないそうです。
トップクラスのDFを獲得しなかったことと、大金を投じて獲得したぺぺの低調なパフォーマンスがエメリ解任を後押ししたと指摘されています。
(ソース:Mirror)
ベニテスは今季のプレミア復帰を否定
アーセナルやエバートンの新監督として名前の挙がっているベニテスですが、今シーズン中のプレミアリーグ復帰を否定しています。現在、中国スーパーリーグの大連一方で指揮を執るベニテスはマンデー・ナイト・フットボールに出演した際、将来的なプレミアリーグ復帰には意欲を見せたものの、すぐに復帰するつもりはないと語っています。
ベニテス
「将来的にはプレミアリーグへ戻りたいとは思う。ただ、ハッキリさせておきたいのは、今はその時期ではないということだ。私はここに満足しているし、レガシーを残したいと思っている。ビッグ・チャレンジだしとても幸せだ。
(アーセナルやエバートンの監督就任の可能性を問われ)現時点では無い。(※以下略)」
(ソース:Mirror)
エバートンがエメリを招聘へ?
先週、マルコ・シウバ監督を解任したエバートンが、アーセナルの監督を解任されたエメリを後任候補としてリスト・アップしているそうです。すでに接触も行っているらしいです。
ただ、エメリは次の仕事先を熟考するのに多くの時間を掛けたいと考えているようです。また、イングランド・スペイン・イタリアのクラブを選択肢として考えていることから、今後も英語の上達にも取り組みたいそうです。
先日、ロンドン市内で非公式にエバートンの幹部と接触したと報じられていますが、エバートンは後任探しを急いでいることから、エメリがオファーを引き受ける可能性は低いとみられています。
(ソース:Sky Sports)