補強資金不足という報道はクラブの偽装工作?
SKYスポーツのKaveh Solhekol氏によると、アーセナルが準備している今夏の移籍金は4,500万ポンド(約61億円)ではなく、最大で7,000万ポンド(約95億円)まで支出できるらしいです。
アーセナルはクリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフレッド・ザハ(26)獲得に動いていますが、パレスが移籍金を8,000万ポンド(約109億円)に設定している選手を獲得する資金がどこにあるのか?と多くの人々が疑問に持っています。実際、アーセナルは1回目のオファーで4,000万ポンド(約54億円)でオファーを出し、パレスがあまりの安さに怒って拒否したという報道もされています。
しかし、これらの報道は正確ではないとKaveh Solhekol氏は語ります。
Kaveh Solhekol氏
「アーセナルが4,000万ポンドのオファーを出したことを我々は把握している。そして、クリスタル・パレスがその程度の金額で(ザハを)売却しないことも知っている。」
「人々はアーセナルが再びオファーを出すだろうと思っているが、我々が交渉を担当している関係者に話を聞いた限りでは、増額されたオファーはまだ届いていないそうだ。ただ、アーセナルが増額したオファーを出すだろうと誰もが予想している。」
「しかし、興味深いことにアーセナルはCL出場権を逃したことで、彼らが持つ今夏の補強資金は4,500万ポンドしかなく選手を売却することで資金を増やす、という記事を我々は目にしている。」
「4,500万ポンドという数字は今でも目にする。人々は『アーセナルはクリスタル・パレスが8,000万ポンドの値札を付けた選手を、4,500万ポンドしか持ってないのになぜ獲得しようとしているんだ?』と疑問に思うだろう。」
「私が聞いた話は、4,500万ポンドしか持っていないと人々に思われる方がアーセナルにとって都合がいいそうだ。なぜなら、選手の獲得交渉に入った際に選手を売却するクラブが、アーセナルは資金を持っていないと考えるようになるからだ。」
「いわゆる偽装工作というのが私が聞いた話だ。アーセナルはザハ獲得のために最大7,000万ポンドまで出せる。7,000万ポンドが彼らが撤退を決めるボーダーラインだ。トータルで7,000万ポンドになる取引だ。」
「アーセナルが4,500万ポンドしか持っていないという記事は話半分で聞いた方がいいと思う。彼らは世界最大のクラブの一つだ。我々はネイマールの獲得には3億ポンド必要だという話をしているのではないからね。トータルで7,000万ポンドならアーセナルにも出せるだろう。」
(ソース:Sky Sports)
レアルのルーカス・バスケス獲得に動く?
アーセナルがレアル・マドリーのスペイン代表FWルーカス・バスケス(28)獲得に動いていると報じられています。スペインでの報道によると移籍金は3,000万ポンド(約41億円)前後らしいです。
バスケスはレアルのユース出身で2015年にファースト・チームへ昇格しています。しかし、昨シーズンはリーグ戦のスタメンが15試合に止まっています。今夏はアザールやヨヴィッチが加入したため、序列はさらに下がると思われます。
レアルは今夏の補強に費やした膨大な資金を少しで補填したいと考えており、数名の選手売却を検討しているそうです。
(ソース:Daily Express)