- アルテタ監督:プレス・カンファレンス
- ジンチェンコの怪我と現在離脱中の他の選手の状態について
- パーテイがアフリカ・ネイションズ・カップに不参加となったことについて
- ティンバーの回復具体について
- 移籍市場で左SBの補強を優先するのか
- それはつまり一切補強を行わない可能性もあるということか?
- サカに対する対応についてPGMOL(プロ審判協会)と協議したという噂について
- レフェリーは試合序盤のタックルに寛容すぎると思うか?
- サカに関してそういった要求を審判団に行ったということか?
- 選手・監督としてFAカップを制しているけれど再び優勝したい気持ちはあるか
- AFCONとアジア・カップの影響で両チームとも重要な選手を欠いた状態だが
- 今はリバプールと対戦する理想的な時期だと思うか
- ウェストハム戦とフラム戦は何が上手く行かなかったのか
- 低調なパフォーマンスを引きずってしまうことを心配しているか
- 今回のことが選手達の自信に与える影響について
- FAカップについて
- FAカップでも全試合でVARを導入した方がフェアだと思うか?
- エミレーツ・スタジアムの雰囲気について
- シーズンの中断期間中にFAカップの再試合が行われることについて
- FAは来シーズンからの再試合廃止を検討すべきだと思うか
- パーテイの離脱期間について
- ビエイラの回復具合について
- 昨夏にスミス・ロウはどれだけ移籍に近づいていたのか?
- もし彼が移籍を希望した場合、監督は引き止めるか?
- 選手が移籍を望んでいる場合引き止めるのか?
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
ジンチェンコの怪我と現在離脱中の他の選手の状態について
「彼は順調に回復している。明日もトレーニング・セッションが行われるので、彼が試合に出てプレーできる状態かを確認する。これ以外の具体的なニュースはない。」
パーテイがアフリカ・ネイションズ・カップに不参加となったことについて
「常識的に考えれば分かることだ。彼は怪我で長期離脱しているしリハビリについても追い込みをかけたがっている。
もちろん彼は代表チームに加わることを本当に望んでいたけれど、まだチームに復帰するには程遠い状態なので、彼を代表に呼んでもあまり意味がないという状況だったのだ。」
ティンバーの回復具体について
「残念ながら回復にとても長い時間のかかる怪我をしている。順調に回復しているけれど、まだチームと一緒にトレーニングを行ったり競争力を高められる状態ではない。
したがって彼の復帰は当面見込めない。これが現実だしトミ(※冨安の愛称)も(代表戦で)チームを離れているので我々はこの状況に対応していくしかない。」
移籍市場で左SBの補強を優先するのか
「我々は移籍市場の動向に目を光らせている。改めて強調しておくが、我々は今いる選手達を最大限に活用することに重点を置いている。
クラブとも協力して可能性があるかどうかを把握し、優れたオプションがあったら獲得を検討するが、まずは手元にいる選手達のことに焦点を当てているよ。」
それはつまり一切補強を行わない可能性もあるということか?
「その可能性もある。」
サカに対する対応についてPGMOL(プロ審判協会)と協議したという噂について
「それは毎日、毎週のように行っているコミュニケーションの一部だ。我々の間で話題となることは決まっているが、特定のことに関して具体的なことは何もないよ。」
レフェリーは試合序盤のタックルに寛容すぎると思うか?
「レフェリー達も対戦相手の戦術は理解していると思うし、プレースタイルによって特定の選手がターゲットにされていることも把握していると思う。
そういった選手は明らかに多くのタックルを受けるのだが、レフェリーもそのことは認識しているだろう。」
サカに関してそういった要求を審判団に行ったということか?
「NOだ。」
選手・監督としてFAカップを制しているけれど再び優勝したい気持ちはあるか
「心からそう思うよ。我々が素晴らしい方法で最初のタイトルを獲得できたことは最高の経験だし、このクラブとFAカップとの間には大きな歴史が存在している。我々が再び美しい旅へのスタートを切る絶好のチャンスだと思っている。」
AFCONとアジア・カップの影響で両チームとも重要な選手を欠いた状態だが
「両チームとも極めて重要な選手を欠いているが、それは事前に分かっていたことだ。我々はそれに適応しつつこれまで通りのパフォーマンスを発揮して試合に勝たねばならない。」
今はリバプールと対戦する理想的な時期だと思うか
「抽選で決まったのだから仕方ない。我々は2週間前にも試合を行っているがとても素晴らしい試合だったと思う。今回も再び良い試合になると確信しているよ。」
ウェストハム戦とフラム戦は何が上手く行かなかったのか
「我々はそのレベルに達していなかったし不十分だった。試合に負けて当然だとは思わないけれど、勝利へ向けて十分な努力ができていなかったと思う。」
低調なパフォーマンスを引きずってしまうことを心配しているか
「一過性のものだと思うし、そうならないことを祈っている。チームが特定の時期に同じことを繰り返す姿を見たことがないので、今回もそうならないことを願うばかりだ。」
今回のことが選手達の自信に与える影響について
「我々が持っていた勢いに影響を与えたね。クリスマスまではリーグ首位に立っていたが、6日後には4位まで順位を下げている。
それもあって物事を顕微鏡で見るかの如く細かく見たり、そうかと思えば望遠鏡で少し遠くを見たりなど、これまでよりも少し視野を広げて物事をみたくなるものだ。
監督としての私の仕事は望遠鏡を覗き、広い視野を持って適切な方法で物事を分析することだ。そして1試合のパフォーマンスに影響されないことも大切だ。結果ではなく1回のパフォーマンスにね。」
FAカップについて
「素晴らしい大会だ。先ほども言ったようにクラブにとっては特にそうだね。我々は最多優勝を誇っているので素晴らしい試合と結果になることを期待している。」
FAカップでも全試合でVARを導入した方がフェアだと思うか?
「理想的にはそうだ。私はその考えを100%支持している。」
エミレーツ・スタジアムの雰囲気について
「それは我々次第だが、エミレーツで我々が作り出している雰囲気にとても満足している。信じられないほどのサポートを受けているよ。
雰囲気を少し変えて場合によっては相手に対してより敵対的な雰囲気を作ることは可能だろうか? 私は可能だと思っているし、それが次のステップだと思っている。
我々のホームグラウンドで残してきた結果や作り出されている雰囲気に感謝しなければならない。日曜日の試合も再び素晴らしいものになるだろう。」
シーズンの中断期間中にFAカップの再試合が行われることについて
「休養する期間が最小限になってしまうが、我々は両方のシナリオに備えてプランを立てている。なぜなら、フットボールでは常にあらゆる可能性があるからだ。
我々は試合に勝ちたいしその為の努力をするけれど、再試合についても考慮しなければならない。」
FAは来シーズンからの再試合廃止を検討すべきだと思うか
「私もそう思う。CLの新フォーマットによって試合数が増えるので状況を見守る必要があるだろう。まだ増えた試合がどこに組み込まれるか我々も把握していないからね。」
パーテイの離脱期間について
「あと数週間だと良いのだが。何週間になるかはチームでのトレーニングにおいて次のステップへ行くのにどれくらい時間がかかるかによって少し変わってくる。ただ、彼は順調に行っているよ。」
ビエイラの回復具合について
「彼も順調に回復しているのだが、適切な結果を得るためには二度異なる手術を受ける必要があった。
初期の兆候は良いけれど、我々の望むレベルには明らかに程遠い状態だ。彼は引き続きハードワークを続ける必要がある。
願わくばあと数週間で復帰できると良いのだが。」
昨夏にスミス・ロウはどれだけ移籍に近づいていたのか?
「彼の放出は我々のプランに無かった。」
もし彼が移籍を希望した場合、監督は引き止めるか?
「それに関しては常に選手達との双方向の会話が必要だ。私は選手達がどう感じているのか、彼らにとって何がベストなのか、または彼らが何をしたいかを聞くのが大好きだ。
なぜなら、彼らが感じていることと連動していなければならないし、選手達が(自分はチームにとって)重要な存在だと感じていなければならないからだ。
今はシーズンの中で最大の山場を迎えているところなので、彼は我慢強くなる必要があるけれど、チャンスも手にするだろう。」
選手が移籍を望んでいる場合引き止めるのか?
「スカッドの状況次第だ。我々としては選手達が自分達の考えを満たせるよう手助けしたいと思っているが、それと同時に選手たち自身もチームやスカッドの一員であることを理解しなければならない。常に自分が望む状況が手に入る訳じゃないからね。
おそらく、6か月前の選手達は今と異なる何かだったり、新しい契約や個人的な目標の達成を望んでいたかもしれない。
だが、物事が常に自分の思い通りに進むとは限らないのだ。」
(ソース:Arsenal.com)