ネルソンやサリバとの契約延長に自信あり?
Evening Standardのサイモン・コリングス氏がGIVEMESPORTの取材に応じ、アーセナルとネルソンは契約延長で合意するという感触を持っていると語ったそうです。
アーセナルとネルソンの契約は今シーズンまでとなっていますが、ネルソンは先週末に行われたボーンマス戦で試合終了間際に劇的な決勝ゴールを決めて一躍時の人となったことで今後の去就が注目されています。
ネルソン自身が残留を望んでいることは明らかで、昨年11月に受けたThe Athleticのインタビューでも契約延長をしてクラブにコミットし続けたいと語っています。
前述のコリングス氏によると、アーセナルとネルソンの契約延長交渉はボーンマス戦の前から進行中だったそうですが、ネルソンの活躍によって大きな注目を集めるようになったとのこと。
サイモン・コリングス氏
「彼の契約が最後の半年間を迎えているのは事実だ。週末の試合前の時点で交渉はそれなりに進んでいたが、今では大きな話題となっている。双方に合意へこぎ着けたいという意思があるように思う。ネルソンは11月に受けたインタビューではっきりとクラブに残りたい、ポジション争いをしたいと語っていた。
彼はアーセナルのファンでありクラブを愛している。アカデミーの出身でもあるからね。」
今シーズンのネルソンはプレミアリーグで3試合、延べ87分間しかプレーしていませんが3ゴール2アシストを記録しています。
出場機会が非常に限られているにもかかわらず、マルティネッリやトロサール、ビエイラと同数のアシストを記録しているのは驚異的です。
限られた出場機会でしっかりと結果を残すネルソンの存在はチームにとって貴重な存在となるでしょう。
(ここまでのソース:GIVEMESPORT)
コリンズ氏はネルソンの他にサリバとの契約延長でもクラブは自信を見せていると述べたそうです。昨夏にマルセイユへのローン移籍から復帰したサリバは、ガブリエウと強固なCBコンビを形成しており、これまでのリーグ戦26試合すべてにスタメン出場しています。
サイモン・コリングス氏
「マルティネッリとの契約延長は既に終わっている。サカとの基本合意に達した。サリバとの契約延長はアーセナルが実現させたいもう一つの契約だ。そして、アーセナルはやり遂げられるという自信を持っている。サリバとの契約延長が実現したら彼らにとって非常に大きな後押しになるだろう。シーズン当初からのミッションだったからね。この3人との契約延長が実現したら、タイトルを狙うチームにとって大きな力になるだろう。」
今シーズンのサリバはここまでプレミアリーグで驚異的なスタッツを記録しています。パス成功率91%は2試合以上スタメン出場している選手の中で最も高く、デュエルでの勝率61%、1試合あたり2.9回のボールクリアを記録しています。
まだ21歳でこれだけのパフォーマンスを発揮している選手との契約延長をクラブが熱望するのは当然のことでしょう。
(ここまでのソース:GIVEMESPORT)
今夏の移籍市場で中盤の再構築を図る
今シーズン、アルテタ監督の下でリーグ首位を快走するなど素晴らしいシーズンを過ごしており、19年ぶりのプレミアリーグ制覇へ向かって邁進しているアーセナルですが、今夏の移籍市場で中盤の若返りを図るようだとcaughtoffsideが報じています。
アーセナルは守備陣や前線にまだ全盛期を迎えていない20代前半の若い選手が多く将来性がある一方で、中盤に限ってはジャカ30歳・トーマス29歳・ジョルジーニョ31歳とベテランの域に達した選手ばかりです。
エルネニーやロコンガもいますが、彼らが直ぐにレギュラーとして先の3人からポジションを奪うことは無いでしょう。
アーセナルは中盤の若返りを図るべく、1月の移籍市場でブライトンのモイセス・カイセド(21)獲得に動きましたが、ブライトンを説得することができず最終的にはベテランのジョルジーニョを獲得しています。
クラブとしては経験豊富なジョルジーニョを非常に安価な移籍金で獲得できた事にとても満足しており、数々のビッグ・タイトルを獲得してきた経験が若いチームに役立つと考えています。ただ、もっと長期的な視点で見たときの解決策も必要ということで、今夏に再び若手MFの獲得に動く模様です。
今夏の移籍市場におけるトップ・ターゲットとしてウェストハムのデクラン・ライス(24)獲得に動くと複数のメディアで報じられていますが、caughtoffsideも彼が本命になると見ているようです。
また、1月にカイセドの代わりとして獲得を試みたレアル・ソシエダのマルティン・スビメンディ(24)にも引き続き注目しているとのこと。
スビメンディはシーズン途中での移籍に難色を示しただけで、アーセナルからのオファーを拒否した訳ではないことから夏に再チャレンジする可能性があります。
一部ではナポリのヴィクター・オシムヘン獲得に動くとの噂もありますが、既にジェズスやエンケティア、トロサールがいてローン先で活躍しているバログンもいることから優先度は高くないようです。
そのため、今夏の補強予算の大部分をMF獲得に振り分けると思われます。ライスはウェストハムと契約延長を行う意思がないことから獲得に大金を必要としないでしょう。
また、スビメンディは契約に6,000万ユーロ(約86億円)のバイアウトが設定されていることから、莫大な移籍金を支払うことなく2人の長期的なオプションを買う得することが可能だとcaughtoffsideは指摘しています。
(ソース:caughtoffside)
怪我人の最新情報
GOALのチャールズ・ワッツ氏が現在離脱中の選手の近況をまとめています。
■ジェズス
W杯のブラジル代表合宿中に膝を負傷し昨年12月に手術を受けて長期離脱となりました。現在ではフル・トレーニングに復帰しており、代表戦ウィーク前の実践復帰に期待が高まっています。
アルテタ監督はジェズスが完全にフィットするまで待つ構えのため、試合の復帰予定を予測するのは困難です。
今週末に予定されているフラム戦での復帰は早すぎるかもしれませんが、FWに離脱者が続出していることを考えるとアルテタ監督が起用を考える可能性もあります。
■ウーデゴール
スポルティングCP戦へ向けた遠征メンバーとして帯同していましたが、試合前に体調不良を訴えたためスカッドから外れていました。
日曜日のフラム戦に間に合うことが期待されています。
■ティアニー
ウーデゴールと同様にティアニーも体調不良でスポルティングCP戦を欠場しています。
ティアニーは遠征に帯同せず休養していたため、フラム戦には間に合うでしょう。
■トロサール
先週末のボーンマス戦で鼠径部を痛めて途中交代しました。深刻な怪我でないことを祈るばかりですが、スポルティングCP戦前にフル・トレーニングに復帰することはありませんでした。
日曜日のフラム戦に間に合うかも疑問です。スポルティングCPとの2ndレグまで待つ必要があるかもしれません。
■エンケティア
2月4日のエバートン戦で足首を痛めて途中交代しました。それ以来離脱が続いています。復帰は代表戦ウィーク明けになる可能性もあります。
その場合は4月1日のリーズ戦で復帰するかもしれません。
■エルネニー
1月16日に行われたトテナムとのノース・ロンドン・ダービーへ向けたトレーニング・セッション中に右膝を負傷しました。その後手術を受けています。
今シーズン中の復帰は絶望的です。
(ソース:GOAL)
ジンチェンコが2月の月間最優秀選手に選出される
アーセナルはファン投票による2月のクラブ月間最優秀選手にジンチェンコが選出されたと発表しました。2位はガブリエウ、3位はサカとなっています。
2月のジンチェンコはリーグ戦5試合に出場して34回のボール奪取、329本のパスを成功、5回の決定的チャンスを作るなど活躍しました。
また、アストン・ヴィラ戦ではチームの大逆転勝利を呼び込む同点ゴールも決めています。なお、これはプレミアリーグ初ゴールでした。
(ソース:Arsenal.com)
