ライス:代表についてホワイトと話し合いたい
ベン・ホワイトがイングランド代表への招集を拒否したことが物議を醸しているなか、ケインの離脱にともないベルギー代表戦でキャプテンを務めるデクラン・ライスが試合前日の記者会見に臨み、アーセナルへ戻ったらホワイトと代表について話し合う意向であることを明らかにしました。
ライス
「僕に言えることがあるとすれば、これはベンの人生だということだ。ベン自身が決めたことだからね。僕らは彼がどうしたのかについて彼と議論することはできない。もちろん、それについて何かを書いたり自分の意見を表明したりする人は常に存在する。
だけど、結局のところ重要なのは本人がどう考えているかという事だし、現時点で彼がイングランド代表でのプレーを望んでいないのは明らかだ。
僕としては彼が考えを変えてくれることを心から願っている。毎日のように彼と会っているけど、とても良い奴だよ。すごく落ち着いていて冷静だしね。
だけど、ひとたびフットボールのピッチに立つと勝つ為に何でもする。それに、イングランド代表としても彼はCBだけじゃなくて右SBや左SBとしてもプレーできるので、今の僕らにとって本当に重要な存在だと思う。
だからこそ、彼には考えを変えて欲しい。今のところ明らかに彼は代表入りを望んでいないがそれは彼自身の決断なんだ。
彼とガレス(・サウスゲート監督)が内々に話し合ったことは知っている。内情は詳しく知らないけど彼の気が変わることを願うばかりだ。
アーセナルに戻ったら彼と話してみるつもりだし彼が考えを変えてくれるといいね。プレミアリーグで素晴らしいパフォーマンスを披露している選手が代表チームに加われば素晴らしい補強になると思う。」
(ソース:Daily Mail)
フランス代表のデシャン監督がサリバについて語る
アーセナルでは不動のレギュラーとして優勝争いをするチームに大きく貢献しているサリバですが、フランス代表では殆どスタメン出場することができずにいます。
フランス代表のデシャン監督はウパメカノやコナテ、パヴァールらを重宝しており、サリバは代表に召集された過去18試合のうちスタメン出場したのは僅かに2試合のみという状況です。
フランス代表はチリ代表との親善試合を控えるなか、試合前日の記者会見に出席したデシャン監督はサリバがフランス代表で控えとなっている理由を説明しました。
デシャン監督
「彼は素晴らしいシーズンを送っているが、あまり私が好まないこともやっている。フランス代表ではプレー時間が限られているが、その中でプレーした際も必ずしも上手く行っているとは言い難い。現状のヒエラルキーは彼に不利なものだが、それでも彼はフランス代表としてここにいる。ただ、ウパメカノは試合に出ているがウィリアン(・サリバ)の出場時間は限られているのが現状だ。
特定の選手に関しては我慢強くやるよう心掛けている。それが自信に繋がることもあるし、ちょっとした閉塞感が変わることもあるからね。
心配する必要のない選手もいればプレー時間が必要な選手もいる。ウィリアンは出場機会が限られているので、あまり冷静ではいられないだろう。」
今シーズンのサリバはアーセナルで公式戦38試合に出場していますが、2022年にデビューを飾ったフランス代表では12試合の出場に止まっています。
なお、デシャン監督は以前もサリバについて語ったことがあり、その際は彼を起用した試合で必ずしもベストなコンディションに無かったと話していたほか、アーセナルではポジションを脅かされる状況にないがフランス代表では違うという趣旨のコメントをしていました。
(ソース:Daily Mail)