ロマーノ氏：スミス・ロウ、ギブス＝ホワイト、ギェケレシュの状況について
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がcaughtoffsideで連載中のコラム『 Daily Briefing』の中でスミス・ロウの去就とスポルティングCPのギェケレシュ獲得について触れています。
まずはスミス・ロウの去就について。今シーズン、出場機会に恵まれていないスミス・ロウには移籍の噂が絶えない状況で、1月の移籍市場ではウェストハムが関心を示していました。
その様なスミス・ロウの状況についてロマーノ氏は、今シーズンの残り2ヶ月間でどれだけプレーできるかにかかっていると述べています。現状でハッキリしたことは言えないため、シーズン終盤の状況を見守りたいとのこと。
なお、1月にウェストハムが関心を示していたのは事実のようですが、スミス・ロウはアーセナルを強く望んでいたほかアルテタ監督も放出するつもりは無かったそうです。
この点で両者のスタンスは明確ですが、これから夏の移籍市場へ向けて状況がどの様に変化していくか注視する必要があるでしょう。
また、一部のメディアでノッティンガム・フォレストのモーガン・ギブス＝ホワイト獲得に動いているとの報道がなされましたが、この件についてロマーノ氏は正直具体的な話は何も知らないと述べています。
アーセナルも他の多くのクラブと同様にギブス＝ホワイトを高く評価しているそうですが、現段階でノッティンガム・フォレストと連絡を取ったりはしていないとのこと。
（ここまでのソース：caughtoffside）
続いてスポルティングCPのヴィクトル・ギェケレシュについて。
ロマーノ氏によると、ギェケレシュは間違いなくアーセナルの補強リストに名前が載っている選手ですが、クラブとして今夏のメインターゲットをまだ決めていないため、まずはクラブ内で議論を行う必要があるそうです。
ただ、アーセナルはギェケレシュを視察するため何度もスカウトを派遣しているとのこと。
ギェケレシュはスポルティングで素晴らしいシーズンを過ごしており、驚くべき活躍を見せていますが1億ユーロ（約164億円）ものバイアウトが設定されています。
また、過去の例からもスポルティングが交渉に柔軟な対応をみせるとは思えないので、獲得交渉は難航することが予想されます。
しかし、アーセナルをはじめヨーロッパの複数のクラブが興味を示しているのは事実なので、今夏の移籍市場で起きると予想されている ” ストライカー・ドミノ ” の一部を担う存在になりそうだとロマーノ氏は述べています。
なお、アーセナルは同じスポルティングのコートジボワール代表DFウスマン・ディオマンデにも強い関心を示していると噂されています。
この件についてロマーノ氏は、アーセナルがポルトガルでプレーする選手を視察するため頻繁にスカウトを派遣しているためこの様な噂が出てくるのだろうと語っています。
ロマーノ氏はアーセナルがディオマンデ獲得へ向けて具体的な動きを見せているという話は聞いたことがないそうです。
（ここまでのソース：caughtoffside）
マレンよりもネトに強い関心か
アーセナル専門ジャーナリストのチャールズ・ワッツ氏が、ロマーノ氏のコラム『 Daily Briefing』に寄稿しドルトムントのオランダ代表WGドニエル・マレン獲得の噂について見解を述べています。
今夏の移籍市場でアーセナルはWGの獲得に動くとみられており、その中でアーセナル・アカデミー出身で現在はドルトムントでプレーしているマレンの名前も挙がっています。
ただ、ワッツ氏はアーセナルがマレン獲得に動くということに違和感を感じているようで、彼よりも以前から強い関心を示しているウルブスのペドロ・ネト獲得に動くと見ているようです。
ワッツ氏
「アーセナルはワイドなポジションでプレーできる選手を探しているというのが私の見解だ。マレンは2017年にノースロンドンを離れてPSVへ行き、その後ドルトムントへ移籍してからも素晴らしい活躍を見せている。しかしながら、彼がアーセナルの真のターゲットになっていたら私は驚くだろう。
私が知っている話としては、アーセナルが長年に渡りペドロ・ネトに関心を示しているということと、（※アスレチック・ビルバオの）ニコ・ウィリアムズもターゲットの上位に位置していることだ。
私の見立てでは、この二人は今夏の移籍市場でマレンよりもリストのかなり上位に位置していると思う。」
（ソース：caughtoffside）
