23-24 プレミアリーグ 第18節
リバプール １－１ アーセナル
≪得点≫
リバプール：28’サラー
アーセナル：3’ガブリエウ
【出場メンバー】
ラヤ
ホワイト 
ジンチェンコ
ライス
サリバ
ガブリエウ
ウーデゴール
ハフェルツ
ジェズス → 77’エンケティア
サカ
マルティネッリ → 67’トロサール
＝ベンチ＝
ラムズデール
スミス・ロウ
キヴィオル
セドリック
ジョルジーニョ
ネルソン
エルネニー
アルテタ監督：プレス・カンファレンス
試合について
「本当に信じられないような試合だった。私がこのリーグで20年間に渡り見てきた中で最も激しく、熱狂的な試合の一つだと思う。
両チームのクォリティや意図など…それらを目にすることができたのは素晴らしいことだ。また、我々もチームとしてこのレベルでプレーするのに必要な勇気や決意、信念を選手達は持っていた。
我々がここで見せたパフォーマンスは大きな賞賛に値すると思う。」
セットプレーの取り組みについて
「素晴らしいアクションだったと思う。我々はどんな対戦相手であってもチャンスがあると感じているので、それを実行し得点に繋げる。
ファイナル・サードのオープン・プレーで多くのチャンスを生み出せていたので、（※フィニッシュの精度を）もっと良くすべきだった。そこは少し後悔している。
その一方で相手にも決定的な場面が何度かあった。特に我々のCKの直後に相手が突破を図ったときにコミュニケーション・ミスを犯してしまった場面がそうだ。
これこそ彼らの持つビッグ・クォリティであり失点しなかったのはラッキーだった。」
ライス、サリバ、ガブリエウのディフェンシブ・トリオについて
「この3人は傑出していたがチーム全体としても同様だと思う。今日の試合で相手が発揮したレベルに対して我々がどの様にステップアップしたかも重要だ。今日のリバプールのパフォーマンスは今年観た中でもベストなゲームの一つだと思う。
彼らには本当に苦しめられたよ。試合は極めてカオスな展開だったし観客もそれを大いに煽っていた。しかし、我々はこの状況にとても上手く対処できていたね。」
昨年のアンフィールドでのパフォーマンスと比べてどうだったか
「昨年は我々にとって極めて重要な選手を数名欠いた状態だった。特に相手が仕掛けてくるタイプの試合に対して、当然彼らはそういったプレーが大得意なのでその展開から逃れることはできない。
しかしながら、ラスト20分間はチームも勝利を強く望んでいて試合を圧倒的に支配し、本気で3Pを獲得しに行っていた。
我々は今日ここで経験したことにとても満足している。このグループが世界最高のリーグにおいて2年連続で極めて一貫性のあるパフォーマンスを発揮したのだからね。
我々はプレミアリーグとCLの両方で目指していた場所に立っている。明日は全員が家族と一緒に素敵なディナーを楽しむと思うが、その翌日から改めて集中しなければならない。
次はウェストハムとの極めて厳しい戦いが控えているからだ。」
アンフィールドは洗濯機に例えられるが
「そうだね、我々はボールを奪ったあとも多くの場面でボールを失っていた。これは彼ら相手の試合では最悪の瞬間だよ。
なぜなら、彼らはカウンター・プレスの瞬間が非常に優れているのが、絶対にそれをやられてはいけないエリアでもボールを失ってしまったからね。
我々はその罰を受ける可能性があった。しあし、我々も彼らが嫌がる ” 洗濯機 ” の瞬間をたくさん生み出していたと思う。」
チームの精神的な安定感が増していることについて
「選手達がより多くの経験を積んできたのは間違いないから昨年とはまるで違う試合だったと思う。
今日このスタジアムで相手が作り出した雰囲気の中で選手達が見せたパフォーマンスは別格だったよ。我々は成熟さと勇気を示した。我々は自分達の選手のことを大いに誇りに思うべきだ。」
シーズン後半戦へ向けて監督がチームに期待していることは
「我々には改善すべき点が幾つかある。特に我々が優勢なときに試合を決め切るところがね。大接戦の時は最後の数分間で苦しみながらも結果を維持する必要がでてくるけれど、それはそれだ。
幸いにも我々は5人のキープレーヤーを欠いた状態でもレベルを維持することができている。我々は5人の重要な選手を何か月にも渡って欠いているが、それでもチームはこの様な力を示すことができているので、だからこそ我々が維持すべきところはチームのクォリティと選手達が日々どれだけ意欲的に取り組めているかという部分になってくる。」
（ソース：Arsenal.com）
