- アルテタ監督:プレス・カンファレンス
- バログン、タヴァレス、ティアニーの退団について
- バログンの移籍について
- デッドライン・デイを楽しみにしているか
- エンケティアがイングランド代表に召集されたが
- マン・U戦の意義について
- この試合はタイトル獲得へ向けた初期の試金石となるだろうか
- マン・U戦がハイスコアになりがちな理由は?
- 今シーズンのここまでのパフォーマンスに満足しているか
- 今シーズンの戦術変更について
- 今季からディフェンスに変更を加えた理由について
- 昨シーズンと同じチームを使いたいと思うことはあるか
- 日曜日の試合でジンチェンコはプレーするのか
- スミス・ロウの去就について
- ティンバーの負傷後に代役を探さなかった理由について
- スミス・ロウとの話し合いについて
- すべての選手が複数のフォーメーションをこなせるのだろうか
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
バログン、タヴァレス、ティアニーの退団について
「我々は協力しながらベストな解決策を見い出す努力を行い、そしてそれを実現させた。選手達はハッピーだと思うし、クラブも良い仕事をしたと思っているよ。」
バログンの移籍について
「彼が必要とする出場時間を与えられるだけのスペースがスカッドに無かったのだ。昨年のローン移籍ではとても良くやっていたと思う。
彼は正しい方向に成長していることもあってキャリアを発展させ続けるチャンスを求めていた。そして、皆さんもご存じのようにタレントの育成に定評のある本当に素晴らしいクラブへ移籍することになった。
だから、彼のことを考えたら(今回の移籍は)私も嬉しいよ。」
デッドライン・デイを楽しみにしているか
「私にとっては穏やかな1日だ。もうあまり仕事をする必要がないからね。我々は幾つかの案件について決断を下すところだ。」
エンケティアがイングランド代表に召集されたが
「私もすごく嬉しいよ。イングランド代表に相応しい選手がいるとすれば、まさに彼だと思うからね。彼はアカデミー出身の選手だが、進路がはっきりしない時期もあったし戦う必要もあった。
私は彼のメンタリティや仕事ぶり、試合をどれだけ愛しているか、そしてそのレベルで求められていることの為にどれだけハードに戦ってきたかを知っているし、その姿勢がとても好きなんだ。
この国で代表に呼ばれることは本当に凄いことなんだ。だからこそとても嬉しい。」
マン・U戦の意義について
「我々も両クラブのこれまでの歴史や過去の対戦については知っている。それらがとても良いお手本になると思うし、日曜日は本当に拮抗した試合になるだろう。まさにビッグ・マッチだ。もちろん、3Pを獲得するつもりだよ。」
この試合はタイトル獲得へ向けた初期の試金石となるだろうか
「それは分からない。シーズンはまだ始まったばかりだからね。我々全員が試合に勝ちたいし、可能な限りベストなプレーをしたいと思っている。それは指示を出すようなものでもないが、勢いと信念を与えてくれるものだ。
試合に勝って良い形で代表戦ウィークを迎えたいし、勢いに乗った状態で9月を迎えるのはとても重要なことだと思っている。」
マン・U戦がハイスコアになりがちな理由は?
「まず第一に両チームともにクォリティのある選手を多数抱えており、特に攻撃的な選手にトップ・プレーヤーが多い。
それに両チームのアプローチだったり我々のやりたいプレーもある。あとは幾つかのミスもあるだろう。上手くいけばミスを根絶できるだろうけどね。
ただ、一般論としてみたら非常に面白い試合になると思うよ。」
今シーズンのここまでのパフォーマンスに満足しているか
「フラム戦ではとても満足していると話したと思う。その後、フラム戦を二度見直したのだが、そうしたら我々の方が6倍から10倍は良いプレーをしていたよ。我々の方が遥かに良いプレーをしていたのは間違いないが、それでも結果が全てだ。
一つは本当に良いプレーをすること。そしてもう一つは良い形で上手く競うことだ。競い合うべき瞬間にそれが出来なかった。それをしっかりやるのがベストな方法だろう。
我々は相手より10倍優れたプレーをしていた。みなさんもそれを再確認すると思う。」
今シーズンの戦術変更について
「たぶん、私たちはフォーメーションについて異なる方法で議論していると思う。この前の試合では36種類のフォーメーションを使っていたがマン・C戦では43種類あった。だから、私にとっては全く別物なんだよ。」
今季からディフェンスに変更を加えた理由について
「まずは人材が違う。マン・C戦では異なるプレーをしていたし、局面ごとに43種類の別々の構造があった。
私は毎朝、自宅からコルニーへ向かうのだが、6時に出発することもあればフロントガラスが凍っているので拭く必要があったりもする。
6時だと普段だったら1本道を通っていく方が早い。今は時速20マイルだからね。裏道を通ってM25に出ることもあるけれど、通学路だったらいったん下りるし、7時を過ぎていたら別の出口へ行く。
ある日タイヤがパンクしてしまったのだが、そういう時はどうする? タイヤを交換してガレージのある違う道を通るだろう。
こんな感じで試合ごとにストーリーが全く異なるんだよ。」
昨シーズンと同じチームを使いたいと思うことはあるか
「選手達が違うのでそれはできない。ジンチェンコが負傷していたしグラニト(・ジャカ)はもういないからね。この状況でできる訳ないだろう? 彼が戻ってこない限り不可能だ。
だがそんなことは起きない。別のシーズンだし、そこが私が最も楽しんでいるところでもあるんだ。新しいことに取り組み、多くの部分でもっともっと上手くやれるようになる。」
日曜日の試合でジンチェンコはプレーするのか
「彼はとても重要な選手だが、それはユリエン(・ティンバー)も同じだ。最初の数試合で彼が我々に与えてくれたものは信じられないほど素晴らしかった。
だが彼はいないのだから他の方法を考えなければならない。そして、また怪我人が出たら別の方法を取ることになる。ブカヨ(・サカ)が不在になっても同じだ。
そうなるとM25を通るルートでは不十分なので別のルートを使うかもしれない。もし私がロンドンの道を知り尽くしたこの道20年のベテラン・タクシー・ドライバーに質問したら、どの道を行けば良いかあらゆる選択肢を教えてくれるだろう。
彼に比べたら私なんかまだまだ無知だよ。」
スミス・ロウの去就について
「彼には他の選手達と同様に、チームを改善するためにベストを尽くすという役割がある。」
ティンバーの負傷後に代役を探さなかった理由について
「我々はこれまでかなり多くの取り組みを行ってきたし、不確定要素の多い選手達が明らかに多かった。そのため、とても慎重に代替案や方法を見つけなければならない。
必要なことを全てやりたいと思うこともあるけれど、それが現実的に不可能なことだってあるのだ。」
スミス・ロウとの話し合いについて
「もちろん、私は彼と会話を交わしているが、まずは彼が自分自身の立場を理解することが重要だ。
我々に限らずどのクラブも最初の3~4週間は厄介なんだ。この国に限らずプレーしていない選手や不満を抱いている選手についての噂を目にする全てのクラブがそうだと思う。
しかし、どの国でも月の試合は週に1回だし、全員が大きな願望を持って新シーズンをスタートさせているので全選手に出場機会がある訳じゃない。だが、9月になれば状況がガラリと変わるだろう。」
すべての選手が複数のフォーメーションをこなせるのだろうか
「無意識にそれをやっている可能性もあるが、全ての選手がそうしなければならない。意識的・無意識に出来るかは選手によって様々だが、正しい決断によって適切な状況を作り出せる選手もいれば、無意識にやっている選手は間違ったポジションにいることが多いね。試合中にそういうことが起きているのは事実だ。」
(ソース:Arsenal.com)