- アルテタ監督:プレス・カンファレンス
- ウーデゴールとの契約延長について
- ウーデゴールはどこまで良くなると思うか
- 勝利を収めたエバートン戦やPSV戦以上にこの試合へ向けた準備は上手く行っただろうか?
- パーテイとマルティネッリは試合に間に合うか?
- プレー出来ていないラムズデールのリアクションについて
- 冷酷な決断を下さなければならいが、どうやったらその決断を簡単に下すことができるのか
- トテナム戦のアプローチについて
- ラムズデールに関する決断を下すのはどれほど難しいことか
- ウーデゴールはどんなタイプのキャプテンなのか
- チームの中心選手達と長期契約を結んでいることについて
- ケイン不在のスパーズとの対戦は我々にとってどれほどの追い風になるだろうか
- ケインがいなくなったトテナムはどう変わったか?
- ノース・ロンドン・ダービー最多得点記録保持者のケインがいなくなった事は我々にとって救いと言えるだろうか
アルテタ監督:プレス・カンファレンス
※一部を抜粋
ウーデゴールとの契約延長について
「クラブやチームにとって素晴らしいニュースだ。彼は契約延長に値する選手なので私も本当に嬉しいよ。このことは望む場所へ辿り着く道筋や方法がたくさんあることを示していると思う。
結局は居心地が良くて自分を評価してくれるところで、自分の持つ才能を表現できる場所を見つけることなのだ。
そして、彼はその場所を見つけたのだと思う。彼は誰からも愛されリスペクトされているが、それは彼が行っていることに十分値するものだ。」
ウーデゴールはどこまで良くなると思うか
「それは分からない。天井を探す必要もないと思うけどね。毎日もっと良くなるよう努力しつつ、自分にはまだ大きく改善すべきところがあると認める謙虚さも必要だ。それが個人でできることの一つであり、彼もそうしていると思う。
もう一つは周りの選手達に対する貢献だ。自分をより良くすることのできるクォリティを持った選手が周りにいることは大きなボーナスなんだ。だからこそチームと同等の実力を持つことができる。
周りにいる選手達が彼のクォリティを高めてくれるので、彼もどんどん良くなっていく。」
勝利を収めたエバートン戦やPSV戦以上にこの試合へ向けた準備は上手く行っただろうか?
「いいや、勝利こそが常に助けになりメンタルを適切な状態に保つことができる。この試合にモチベーションなどと言うものは必要ない。今シーズンで最もスペシャルな試合なのだからね。それがダービーだ。我々全員にとって特別な瞬間なので、そのことに集中するだけだよ。」
パーテイとマルティネッリは試合に間に合うか?
「ガビ(※マルティネッリの愛称)についてはまだ状態を評価している最中なので出場の可否については様子をみたい。トーマスは間違いなく欠場する。
まだ2回のトレーニングが残っているけれど、それ以外の選手達についてはプレーが出来ることを願っている。ミッドウィークには大きな問題はなかった。」
プレー出来ていないラムズデールのリアクションについて
「私も彼の気持ちは理解しているし、どの選手にとっても非常に難しいことだと思う。だが、これは競争なのだ。チームにとってベストなことを決断するのが私の仕事だ。
彼はとても協力的で周囲を気遣ってくれているが、これは私が全ての選手に期待していることだ。なぜなら、自分がフィールドに出るということは他に出れない選手がいるということだからね。
もちろん、その逆もあるのでどちらにも当てはまる。現時点の彼の振る舞いは本当に素晴らしいと思う。」
冷酷な決断を下さなければならいが、どうやったらその決断を簡単に下すことができるのか
「簡単? 私が簡単に決断を下しているように見えるかもしれないが、選手達がベンチに座っている様子を見たり、あるいはメンバーを発表する時などは最も難しいことの一つだよ。選手達はプレーすることで幸福感や自分の価値を感じるものだ。
それが出来ないときは本当に厳しい。選手達には愛され信頼されていることを感じて欲しいが、その為には彼らをプレーさせる必要が出てくる。だが、これがチームスポーツであることは全員が理解していると思う。
スタメンは常に11人だが、フィニッシャーの重要性やシーズン中における全選手の重要性も見えてきているので、シーズン序盤の6~7試合を戦ったチームを振り返ることはしないだろうね。」
トテナム戦のアプローチについて
「新たな挑戦でありチャンスだと思う。トテナムは新監督が就任したことでクラブの雰囲気を含めて何もかもが変わった。
スタイルも変わったのでそれに対応し、自分達らしく彼らに勝つために必要なパフォーマンスを発揮する必要がある。」
ラムズデールに関する決断を下すのはどれほど難しいことか
「それはどの選手でも同じく難しいものだ。アーロン(・ラムズデール)は類まれなキャラクターの持ち主でオーラがあってカリスマ性もある。そしてそれは他の多くの選手達にも言えることだ。
先日のエミール(・スミス・ロウ)に対する皆さんの歓迎ぶりを見ても分かるように、我々は彼のことが大好きだし私も彼のことが本当に好きなんだというメッセージを送っている。
我々はそれに対処する必要があるけれど、最終的には何を感じどの様に試合へ向けた準備をするのがベストかを考え、チームと布陣を決めなければならないのだ。」
ウーデゴールはどんなタイプのキャプテンなのか
「彼はとてもバランスが取れていると思う。彼は必要なことをキチンとやっているし、建物の周辺でも常に彼の存在に気付く。
彼はとても面白くて非常に好感の持てる人物だと思うよ。献身性もあるので彼をキャプテンとして迎えられて本当に幸せだ。」
チームの中心選手達と長期契約を結んでいることについて
「クラブはこの2~3年間チームに一貫性を持たせ、我々が抱えている才能ある選手を維持すべく努力を続けてきた。
我々は一貫して自分達の望む場所へ到達すべく成長しているし、そうなることが目標だ。その為にもチームを維持し改善し続けることを目指している。」
ケイン不在のスパーズとの対戦は我々にとってどれほどの追い風になるだろうか
「彼らには他にもクォリティがあってゲームに変化をもたらすことの出来る選手が大勢いる。おそらく、彼らにとって大きな変化だったと思うが上手く適応していると思う。」
ケインがいなくなったトテナムはどう変わったか?
「そうだね、彼は特別な選手だと思う。全てが彼を通して動いていたか。彼はピッチ上の様々なエリアに顔を出していろいろな方法で全てを繋げていた。
だが今は少し異なっている。前任の2人の監督ともスタイルが異なっているのも確かだ。彼らは特定の選手と行う幾つかの動きに特異性があるからね。そういった点で全く別のチームだと思う。」
ノース・ロンドン・ダービー最多得点記録保持者のケインがいなくなった事は我々にとって救いと言えるだろうか
「私達はそういうのを直ぐに忘れてしまうものだ! 我々は彼らが持っているチームに焦点を当て、相手に問題を起こさせるため可能な限りベストな方法でプレーしたい。日曜日の試合ではそれを目指している。」
(ソース:Arsenal.com)