ロマーノ氏:スターリング、ティアニー、サリバについて
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がcaughtoffsideに寄稿しているコラム『 Daily Briefing』の中で、獲得の噂のあるチェルシーのイングランド代表WGラヒーム・スターリング(28)とシーズン終了後の去就が注目されるティアニー、そしてサリバとの契約延長交渉について触れています。
まずスターリングの獲得に動くとの報道が出ていることについて、ロマーノ氏は『納得がいかない』ようです。チェルシーはスカッドが膨れ上がっているので1日10件は移籍の噂が出るだろうと指摘したうえで、まだ3月なので具体的な話は何もないと述べています。
ロマーノ氏はあらゆる情報源に確認したようですが、アーセナルがスターリングに関心を持っている情報を確認できなかったそうです。アーセナルは1月にブライトンからトロサールを獲得し、さらにはサカとの契約延長でも基本合意に達しているので、WGのポジションには素晴らしいオプションがあることを忘れてはならないと指摘しています。
次に今夏の移籍が噂されるティアニーついて、同氏は今夏に移籍する可能性があると述べています。アルテタ監督は出場機会が限られている選手の去就について「まだ分からない、チームにとって何がベストかを考えている」とコメントしています。
アーセナルとしてはプレミアリーグ優勝が懸かる重要な時期を迎えており、選手の気が散ることをしたくないようです。ティアニーがシーズン終了後に退団する可能性はあるものの、クラブ内で100%承認されている話ではないとのこと。
まずはチーム全員が一丸となってシーズン終了までしっかりと集中し、タイトルを獲得することを最優先に考えているようです。
最後にサリバとの契約延長交渉について。クラブと選手の間で新たな契約を巡る交渉が継続中で、クラブはサカとの契約延長をほぼ完了したことから次はサリバとの契約延長交渉に注力しているとのこと。
サリバ自身は残留を望んでいますが、現在は契約内容の詳細や給与とその支払い構造について交渉中であり、まだまだこれからという状況だとか。
(ソース:caughtoffside)
アルテタは今夏に4人の補強を希望?
Daily Mailによると、アルテタ監督は来季のCL復帰を見据えて今夏の移籍市場でもスカッドのオーバーホールを計画しており4人の補強を希望しているそうです。
現在プレミアリーグで5位のニューカッスルに16P差をつけて首位に立つアーセナルは、来季のCL復帰が濃厚です。CL復帰により収入増加も見込めるため、今夏の移籍市場ではさらなる支出を行うと予想されています。
アーセナルが以前からトップターゲットとしているのはウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)ですが、移籍金は8,000万ポンド(約131億円)とかなり高額です。
チェルシーも獲得に動いているとされますが、ライスはCLでのプレーを熱望していることから、現在10位と低迷しているチェルシーよりは優位に立てると思われます。
ライスに加えてブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)への関心を新たにする可能性があります。アーセナルは1月の移籍市場でカイセド獲得に動き、カイセド自身もSNSで退団希望を公にしましたがブライトンを説得することはできず破談に終わっています。
この他にも左SBとWGの補強に動くという噂もあります。そして、これらの補強資金を捻出するために選手の売却を行うとみられています。
まずはジンチェンコの加入によりポジションを失ったティアニーに退団の可能性があります。このほか、現在ローン移籍しているロコンガとタヴァレスも放出候補になっているのだとか。
そしてローン先のランスでゴールを量産しているバログンについても今夏に退団する可能性があります。アーセナルではジェズスとエンケティアに次ぐ3番手となるため、リーグ・アンで得点王争いをしているバログンが控えで満足することは無いでしょう。
アーセナルはこれらの選手売却により得た移籍金とCL出場に伴う収入を選手獲得に回す予定だと報じられています。
(ソース:Daily Mail)
ロキはバルセロナ移籍を希望?
アーセナルが獲得に動いていると噂されるアトレティコ・パラナエンセのU-20ブラジル代表FWヴィトール・ロキ(18)ですが、スペインのSportのインタビューを受けた際にバルセロナでプレーするのが夢だと語ったそうです。
アーセナルはスポーツ・ディレクターを務めるエドゥが南米のコネクションを活かしてロキ獲得に動いているとされています。
ロキの契約には5,300万ポンド(約86億円)のバイアウトが設定されているようです。
(ソース:Daily Mail)
若手FWマルセロ・フローレスと契約延長へ
Daily Expressの報道によると、アーセナルは19歳のメキシコ代表MFマルセロ・フローレスと新たな2年契約を結んだそうです。フローレスとアーセナルンの契約は今シーズンまでとなっていました。
2019年にイプスウィッチ・タウンからアーセナルに加入したフローレスは、攻撃的MFの他にウィングとしてもプレーできる選手です。トップチームでは昨年4月のクリスタル・パレス戦でベンチ入りしましたが、まだ出場経験はありません。
今シーズンはスペイン2部のレアル・オビエドにローン移籍しており、全ての大会を通して14試合に出場しておりそのうちスタメンは7試合です。ただ、昨年12月22日を最後に1試合も出場しておらず、最近はベンチ要員となっているようです。
まだ19歳ですがメキシコ代表にも召集されており3試合の出場経験があります。
(ソース:Daily Express)
