ストライカーと同じくらいウィングの補強が必要
sky sportsで新たにスタートしたコラム『The Radar』のなかで、アーセナルはストライカーの獲得を目指しているがそれと同じくらいウィングの補強も必要だと指摘されています。
コラムを執筆したニック・ライト氏によると、アーセナルでは得点力不足によりストライカーの獲得を求める声が日増しに高まっていますが、ゴール前で奮闘しているのはジェズスやエンケティア、ハフェルツだけではないと語ります。
ウィングのサカとマルティネッリも昨シーズンは多くのゴールを決める活躍を見せていました。しかし、今シーズンは両者のゴール数がかなり減っています。
サカはシーズン序盤こそ立て続けにゴールを決めていましたが直近では公式戦7試合1ゴールと低迷しており、マルティネッリもリーグ戦では2ゴールのみとなっています。
昨シーズンは両者合わせてリーグ戦で29ゴールを奪う活躍を見せていたことを考えると、今シーズンの成績は物足りなく感じてしまいます。
二人のゴール数が減っている原因の一つとして出場数があまりに多すぎる点をライト氏は指摘しています。
サカは直近3シーズンでリーグ戦を欠場したのはたった1試合のみで、マルティネッリも軽度の怪我で離脱することはあってもそれ以外での欠場は全くありません。
そのため、二人は肉体的にも精神的にも疲労が蓄積しているように見えます。
試合数の多さは二人に対するアルテタ監督の絶大な信頼の証と言えますが、見方を変えると過剰な依存とも取れます。つまり、アルテタ監督が二人のバックアップとして心から信頼している選手がいないのです。
先日のリバプール戦にマルティネッリの代わりとして出場したネルソンは何度か素晴らしい場面を作りましたが、過去2シーズンのプレミアリーグでは一度もスタメン出場していません。
スミス・ロウもスタメンは一度きりで、ビエイラも5試合のみ。トロサールでさえも出場機会が徐々に減ってきています。
リバプールにはサラーとディアスのほかにヌニェスやジョタをサイドで起用するオプションがありますし、マン・Cはグリーリッシュとフォーデンの代わりにベルナルド・シウバやドクを起用することができます。
アルテタ監督のサカとマルティネッリに対する過剰な依存は、代わりを務められる経験とクォリティを兼ね備えた選手が不在であることを示しています。
そのことが二人に悪影響を及ぼしていると考えられることから、アーセナルにはストライカーと同じくらいウィングの補強が急務だとライト氏は指摘しています。
(ソース:sky sports)
ヘタフェにマジョラルを売却する気なし?
スペインのASによると、アーセナルが1月の移籍市場で獲得を目指していると噂されているヘタフェのスペイン人FWボルハ・マジョラル(26)に関して、同クラブは今月の選手売却は考えていないそうです。
アーセナルは深刻な得点力不足に陥っていて優勝争いに留まるためにはそこを解消する必要があり、そのため新たにクォリティの高いストライカー獲得に動いていると噂されています。
今シーズンのマジョラルは全ての大会を通して14ゴールを決めるなど活躍していますが、当然ながらクラブのエース・ストライカーをシーズン途中に放出する訳にはいかないので、ヘタフェはどんなオファーが届いても交渉に応じない方針を固めたと伝えられています。
(ソース:caughtoffside)
ザークツィーの獲得には92億円が必要?
アーセナルが1月の移籍市場で獲得に動いていると噂されているボローニャのU-21オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(22)に関して、獲得するためには5,000万ポンド(約92億円)以上の移籍金が必要になるようです。
ザークツィーには3,450万ポンド(約64億円)のバイアウトが設定されていると報じられていますが、イタリアのGazzetta Dell Sportがボローニャでクラブ・マネージャーを務めるディ・バイオ氏のコメントとして伝えたところによると、バイアウトを行使できるのは古巣のバイエルン・ミュンヘンのみのようです。
ディ・バイオ氏
「その条項はバイエルン・ミュンヘンのみに有効だ。今のところザークツィーに関する連絡は何も受けて居ない。まぁいずれにせよ応じるつもりは無いがね。ジョシュアは唯一無二のユニークな選手だ。」
なお、報道によるとバイエルン以外がザークツィーを獲得しようとした場合、バイアウトの金額+1,500万ポンド以上の移籍金が必要になるとみられています。
(ソース:Daily Express)