ベンゲル：ロシツキーの指導ができた事はある種の特権だ

今シーズンいっぱいでの引退がほぼ決定的なアルテタには、アーセナルを始め複数のクラブからコーチ就任のオファーが届いていると報じられています。ベンゲルは、アルテタにはコーチとしての資質がすべて備わっており、間違いなく優秀な指導者になるだろうと語ります…

「まず第一に、彼はチームでキャプテンを務めていた。つまりリーダーシップのクォリティが備わっているのだ。彼は勝者であり、毎日活躍することに焦点を当てていた。」

「また、彼はパートナーにも影響を与えている。うまく説明し難い部分もあるが、彼はものすごくフットボールに集中しているのだ。スペインの人々がそうであるように、彼も試合に対する熱い情熱を持っている。」

「30歳を過ぎたあたりから、フットボールをプレーしない人生や未来を想像し始める。それが心の中でゆっくりと成熟していくのだ。私は彼の日々の振る舞いを見てきたが、彼はフットボールを辞めても彼は活躍すると思っている。それは間違いない。」

（ソース：Arsenal.com）

今シーズン限りで10年在籍したアーセナルからの退団が決まっているロシツキーですが、入団直後からファンから絶大な人気を集めていました。常に怪我に泣かされた続けたことからプレー時間は限られていましたが、ベンゲルはロシツキーの指導ができるのはある種の特権だと語っています…

「トマシュは類い稀な才能の持ち主なだけに、プレー時間が限られてしまったことには常にフラストレーションを感じていた。」

「ファンの皆さんがそうであるように、私も個人的に選手たちの事が大好きなのだ。彼が受けたスタンディング・オベーションが全てを物語っているよ。」

「我々すべてが彼を愛していた。彼の姿勢や類い稀な才能とクォリティをね。彼が去ってしまうのは悲しい。ただ、これだけは言える。私にとって彼の指導ができた事はある種の特権だった。」

「彼はとても簡単にプレーしている様に見える。彼にはクォリティがあるのだ。ボールを持った瞬間から少しスピードが上がり、キレが増してより流動的になるからね。」

「彼には我々がここで目指しているフットボールに必要なクォリティが全て備わっていた。トマシュ・ロシツキーはアーセナルにとってまさに完璧な選手だったと思っている。」

（ソース：Arsenal.com）

アーセナルは2016／2017シーズンで使用する新ホーム・キットを発表しました。また、アレクシス・サンチェスがロシツキーの背番号7を引き継ぐことも発表されています。すでに本国の公式サイトではプレ・オーダーが始まっています。

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（ソース：Arsenal.com）

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