ベンゲル：ジルー、オーバメヤン、移籍市場について

ベンゲル：ジルー、オーバメヤン、補強について

オーバメヤンの件はどうなっているのか？

「これ以上お話しすることは何もないし、きょう何かを発表することもない。現時点では何も動いていないよ。我々は自分達の選手を守ろうとしている。アレクシスを失ったのでムヒタリアンを獲得したし、そのおかげもあってスカッドは安定している。他に何か起きるか？今の段階では分からないとしか言えない。何かが起きる可能性はあるけれど、実現間近と言えるほど近くもない。」

まだオーバメヤンに関心を持っているのか？

「具体的な名前を明かすことはしない。まだ選手の獲得に動いているかどうか？実現する可能性はあるし、努力している。だが、現時点では誰とも合意に至っていない。」

ジルーがオファーに含まれていたのか？

「No.」

チェルシーからの関心も伝えられるが、ジルーが退団する可能性は？

「私としてはオリヴィエ（・ジルー）に残って欲しい。誰かの獲得がなければ、他の誰かを放出することもないと言ったばかりだ。1〜2名の若手がローン移籍することはあるかもしれないが、誰かの獲得がなければ経験豊富なスカッドはそのままになる。」

ジルーは移籍を志願しているのか？

「いいや。オリヴィエ・ジルーとは常に交流しているし、今の状況について色々と話し合っている。彼は多くの試合に出場している。ELの全試合に出場しプレミアリーグでも多くの試合でプレーしている。そして我々にとって重要なゴールを決めてくれた。彼はアーセナルにとって重要な選手であり誰もが彼に残って欲しいと思っている。このクラブはオリヴィエを非常に高く評価しているよ。彼は今後も多くの試合に出場するのは間違いない。彼が移籍するとしたら他の選手を補強した時だ。」

W杯がジルーの判断に影響を与えるのでは？

「テオ（・ウォルコット）のケースと似ていて、それに近い状況だ。我々はテオを失ってしまったが、誰も補強をせずテオに加えてオリヴィエまで失うのは厳しいものがある。それでは、あまりに多くのトップクラスの選手を失うことになるからね。」

移籍市場が閉まるのが待ち遠しいか？

「毎回、移籍市場の終わりが待ち遠しい。」

かなりのハードワークだからか？

「ハードワークだからという訳ではなく、心をかき乱される存在だからだ。それも仕事のうちだがね。私達はここで働いている訳で、それも我々の仕事であり上手くやり遂げたいと思っている。我々が仕事に対して不満を言っているという事ではなくて、チームとドレッシングルームにはエネルギーが必要だからね。私は次の試合に集中するのだが、移籍市場が開いている限り、必ずしもそれだけに集中できない。つまり、仕事面というよりメンタル面の管理が難しいのだ。」

（ソース：Arsenal.com）

ベンゲル：エジルの契約問題やムヒタリアンについて

ムヒタリアンとエジルが一緒にプレーするのか？

「Yes、我々はそうしたいと考えている。前にもお話しした様に我々は長期契約でムヒタリアンとサインしている。そして、私達はエジルをクラブに留めたいと思っており、それを早く実現させるつもりだ。」

エジルとは合意に近づいているのか？

「楽観的になれるほど近づいている訳ではないが、悲観的になるほど遠い訳でもない。」

夏の時点よりも近づいているか？

「彼からはコミットメントや集中力が感じられるし、チームとして結果を残したいという欲望がある。完璧に集中しコミットする準備は整っている。しかし、契約交渉は契約交渉だ。我々から『彼はサインする』と言えるほど合意間近ではないので分からないよ。」

スウォンジー戦でムヒタリアンがデビューするのか？

「まだ決めていない。月曜日に決断を下すつもりだが、彼は他の選手たち同様にプレーする準備が整っている。」

ムヒタリアンはどれくらい馴染んでいるか？

「まぁ皆さんも直ぐに彼が素晴らしいフットボール選手だと思うはずだ。我々は彼がここへ来る前から知っていたがね。今後2〜3日でより深く知ることができる。まだ2〜3日の余裕があるので、彼にとってのベスト・ポジションを見つけ、彼のプレースタイルと我々のスタイルをどれだけ迅速に統合できるかがポイントになるだろう。ただ、その点について何か問題が起きるとは思っていない。」

（ソース：Arsenal.com）