サリバのローン移籍失敗にサンテティエンヌが不満を表明
今夏の移籍市場で古巣のサンテティエンヌが、再びサリバをシーズン・ローンで獲得しようと動いていました。交渉は順調に進み事務手続きを残すのみでしたが、アーセナル側の手続きが完了する前に移籍市場が終了し、移籍は実現しませんでした。
この様な事態を受けて、サンテティエンヌ側は公式HP上でアーセナルの不手際に不満を表明しています。
サンテティエンヌ公式声明
「移籍期限が終了するずっと前の段階で、サンテティエンヌはウィリアム・サリバと合意に達しており、アーセナルからもシーズン・ローンの申し出を受けた。
だが残念なことに、イングランドでの事務手続きを期限内に完了することが出来なかった。この様な事態にASSE(ASサンテティエンヌ)とウィリアム・サリバは大きな失望を感じている。彼は古巣に戻る決意をしていただけに特に失望が大きいだろう。」
サンテティエンヌはアーセナル側の対応に不満を表明していますが、アーセナル側の言い分はこれとは異なっている様です。
SKYスポーツの報道によると、アーセナルも期限内に契約を完了させる準備は整っていた様ですが、受け入れ先となるサンテティエンヌ側が最初の段階で詳細な登録情報を提出してこなかったため、手続きが間に合わなかったと主張しているそうです。
今回の一件については双方の言い分が食い違っている状況です。
なお、欧州の移籍市場は閉まりましたが、国内の移籍市場は10月16日まで開いています。 この期間であれば、EFLのクラブとの間で移籍を行うことが可能です。
(ソース:Sky Sports)
PLの登録メンバー25人からエジルが外れる?
アーセナルはプレミアリーグに最終的な登録メンバー25名のリストを提出するにあたって、現在のメンバーから自国外出身選手2名を外す必要に迫られているようです。
プレミアリーグのルールでは、10月20日までに25名のスカッド・リストを提出しなければなりません。 そしてこのリストに登録できる自国外出身選手は8名〜17名と決まっています。
アーセナルは移籍市場最終日にアトレティコ・マドリーからガーナ出身のパーテイを獲得しましたが、選手の放出が全く進まなかったため、現在のスカッドには19名の自国外出身選手を抱えています。
前述の様に、登録できる自国外出身選手は最大でも17名と決まっているため、2名を登録メンバーから外す必要があります。
イングランド内での移籍はまだ可能ですが、プレミアリーグでプレーしている選手が下位リーグへの移籍を受け入れる可能性は殆どありません。
アーセナルはコラシナツをレバークーゼンへ放出し、サリバを古巣のサンテティエンヌへシーズン・ローンで送り出すつもりでしたが、どちらも実現しませんでした。
また、ソクラテスとムスタフィの放出に動いていましたが、両名とも契約の最終年に入っているという事もあり、今夏に放出することが出来ませんでした。
現在のスカッドにはCBが8名もいて明らかに過剰なため、アルテタはCBの1名を登録メンバーから外すと見られています。
マリ、チャンバース、ムスタフィは怪我の影響で今シーズンまだ出場機会はありませんが、チャンバースとムスタフィは代表戦ウィーク明けにはフル・トレーニングに復帰する予定です。
そしてもう1名はロックダウン明け以降、1試合もプレーしていないエジルになる可能性が高いとされています。
また、アーセナルはELの登録メンバー25名のリスト(Aリスト)も6日までに提出する必要がありました。
UEFAのルールでは、このAリスト25名のうち2名はGKでなければならないこと、最低でも8名の選手が ” 地元でトレーニングを受けてきた選手 ” であることが求められています。
Aリストのうち地元でトレーニグを受けた選手が8名に満たない場合は、不足している人数に応じて登録可能な最大人数が減らされます。
(ソース:Goal.com)
エジルがガナザウルスの給与負担を申し出る
先日、アーセナルのマスコットであるガナザウルスの中の人として、27年間着ぐるみを着続けてきたジェリー・クイ氏が解雇されるというニュースが飛び込んできました。
これにはアーセナル・ファンの多くが衝撃を受けており、クイ氏を支援するための寄付が呼び掛けられるなど、ファンの間で支援が広がっています。
クラブのマスコットが解雇されるという事態を受けて、エジルはTwitter上でクイ氏の給与を全額負担することを申し出ています。
エジルがアーセナルの選手であり続ける限り、自身の給与からクイ氏の給与分を差し引いて欲しいというものです。
なお、エジルとアーセナルの契約は今シーズンまでとなっていますが、契約更新の動きはありません。
(ソース:Goal.com)
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