バルセロナがアルテタの引き抜きを検討?
スペインでの報道によると、まもなく行われるバルセロナの会長選挙で有力候補と見られているジョアン・ラポルタ氏は、自身が会長になった場合はクーマンの後任候補としてアルテタをリストアップしているらしいです。
クーマンは昨夏に就任したばかりですが、期待された結果とは程遠い成績となっています。一時はクラブのレジェンドであるシャビが監督に就任するのでは?と噂されていましたが、本人は今夏にバルセロナへ戻るつもりはないそうです。
ラポルタ氏は前回会長を務めていた時期にグアルディオラを監督に起用し、バルセロナの黄金期を作り出します。
アルテタはシティ時代にそのグアルディオラのアシスタントを務めていたほか、バルセロナの育成組織であるラ・マシアの出身でもあります。
監督としてのキャリアではアーセナルを率いるのが最初ですが、1年目にFAカップを制覇し2シーズン目にはコミュニティ・シールドも制しています。
2シーズン目となる今季はフル・シーズンを指揮する初めてのシーズンですが、前半戦は大不振を極めたものの、現在はチーム状態は上向いています。
クラブ文化を変えて困難な時期を乗り越えたアルテタの指導力や、グアルディオラに師事したことでフットボールのスタイルも似ている事などから、ラポルタ氏はアルテタをリストアップしている様です。
(ソース:Mirror)
バルセロナがアルテタ引き抜きに動いている事実はなし?
スペインで上記の様な報道がなされていますが、Goal.comの取材によると仮にラポルタ氏が再び会長に就任したとしても、アルテタを引き抜くことは考えていないそうです。
アルテタのところにはバルセロナ関係者の誰からも連絡が来ておらず、アルテタ自身もクーマンの後任としてバルセロナへ行くことは考えていないとのこと。
バルセロナの会長選挙は3月8日に行われます。
(ソース:Goal.com)
ダンゴート氏の買収によりクラブは財政的に潤う?
今年の早い時期にアーセナル買収に着手するのでは?と報じられているナイジェリア人実業家のアリコ・ダンゴート氏ですが、彼によるアーセナル買収はクラブにとって新たな収入源をもたらす可能性があるそうです。
フットボール界の金融事情に詳しいキーラン・マグワイア氏が、Football Insiderのコラムでこの件について言及しています。
まず、現オーナーのアメリカ人実業家スタン・クロエンケ氏は、2007年からアーセナルの運営に関与し始め2018年8月にクラブを買収します。
ただ、多くのグーナーはクロエンケ氏がクラブ運営の実権を握って以降、タイトル獲得へ向けた十分な野心を示してない事に不満を募らせています。
それに対してダンゴート氏が実権を握った場合、アフリカから新たなスポンサーが付く可能性があるとマグワイア氏は語っています。
ナイジェリアは豊富な天然資源を持つ豊かな国で、その中にあってダンゴート氏は最も成功している人物です。
もし彼がアーセナルを買収した場合、多くのナイジェリア人がアーセナルを応援する様になるでしょう。そして、韓国人がソン・フンミン見たさでスパーズの試合を観に行くように、アーセナルの試合を観戦に訪れることが考えられます。
また、アフリカの企業と新たなスポンサーシップやより良い条件の放映権などの取引を行える可能性があります。
クラブはクロエンケ氏の下でこれらの恩恵を受けていませんので、クラブにとって新たな収入源となる可能性があります。
なお、フォーブス誌によるとダンゴート氏はアフリカで最も裕福な人物で、総資産は120億ポンド(約1兆7,836億円)以上とされています。
(ソース:Football Insider)
Twitterもやってます→Follow @Arsenal_watch
スポンサーリンク