エメリが今夏の補強について語る【追記】

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ロリアンからグエンドゥジを獲得

アーセナルロリアンからU-20フランス代表MFマッテオ・グエンドゥジ(19)を獲得したと発表しました。移籍金ならびに給与は非公表です。グエンドゥジはパリSGのアカデミー出身で、その後ロリアンのアカデミーへ移籍しています。そして、2016年に17歳でトップチーム・デビューを飾ると、その後はコンスタントに出場機会を得て通算30試合に出場しています。

エメリ監督

「我々はマッテオの加入を嬉しく思っている。彼は才能溢れる若手選手であり、数多くのクラブが興味を示していた。大きなポテンシャルを持っていて、昨シーズンはロリアンのトップチームで素晴らしい経験を積んでいる。彼は向上心を持っているので、我々のスカッドで重要な役割を果たしてくれるだろう。」

(ソース:Arsenal.com

 

グエンドゥジのインタビュー

マッテオおめでとう!アーセナルに加入した今の気持ちは?

「すごく誇りに思うよ。アーセナルは常に僕の心の中にあって、子供の頃からいつか入団したいと思っていたクラブだからね。それだけに、もの凄く誇らしいし、まだ信じられないくらいだよ。ここで活躍できることを願っている。これほどの歴史を持つアーセナルの様なクラブは少ない。とても誇りに思うよ。」

 

アーセナルでどんなことを成し遂げたい?

「トップ・プレーヤーになりたい。たくさんの偉大な選手がここでプレーしているからね。素晴らしいことを成し遂げて、アーセナルの歴史の一部になりたいんだ。僕はとにかくタイトルを獲得したい。そして、自分のポジションを確立したい。さっきも言ったように、僕にとってトロフィーを獲得することは凄く重要なことだし、アーセナルでそれができたら最高だね。」

(ソース:Arsenal.com

 

エメリ監督のプレス・カンファレンス

 14日にアーセナルの監督就任後はじめての実戦を控えたエメリのプレス・カンファレンスです。

 

最初の2週間のトレーニングについて…

「みなさん、こんにちは。最初の2週間はまずクラブを知り、選手を知り、我々と共に働いているすべての人々を知ることからだ。そして戦術面や技術面、フィジカル面の仕事をして、土曜日の親善試合に備える。今はまだ我々が考えている工程の50%まで来たところだよ。」

 

ボレアム・ウッド戦のスカッドについて…

「土曜日の試合は若手や現在一緒にトレーニングを行なっている選手が主体になる。そのあと、W杯をプレーした選手達が来週から合流し始めるので、ここにいる選手達と一緒に仕事を行う。(土曜日の試合は)今いる選手達のパフォーマンスを確認するためのものだ。」

 

これまでに分かった事について…

「第一に彼らは一生懸命トレーニングを行なっている。そして、彼らは私の望み通り野心を持って取り組んでいるよ。クォリティが高いし、私は彼らのクォリティと一緒に働きながら、戦術面の細部を詰めているところだ。彼らは日々、私のアイディアを実践しながら働いている。これらのことは選手達が今後ピッチ上で私の考えを実践するために役立つものだ。」

 

このスカッドはタイトル争いができるか?

「まずは一歩一歩進んで行こう。我々はそうする必要があるし、その様に考えながら働いている。チームは日々良くなっていると思うし、我々のプランは初戦のマン・C戦を想定している。」

 

あと何名の選手と契約したいのか?

「一般的に、私のキャリアのなかでビッグクラブは移籍のドアを閉じることはないし、選手を獲得していく。今日も我々はOKの状態だ。我々に貢献できる素晴らしい可能性を持つ選手が一人いたら、我々はそれを実行に移すかもしれない。だが、クラブは選手獲得で素晴らしい仕事をしてくれたので満足している。」

 

補強について意見できるポジションにいるのか?

「我々は我々が必要とする選手を獲得した。我々にとって大きなチャンスとなる選手がいた場合のみ獲得に動く。そして、それは主に若手を想定していて、我々の下に残るかもしれないしローン移籍する場合もあると考えている。ただ、現時点でチームは完成したと思っている。あと1人〜2人の選手を獲得するチャンスがあれば、我々は獲得に動くだけだ。大きなチャンスがあるなら来月でも獲得に動くよ。」

 

エンゾンジについて…

「彼のことはよく知っているが、我々は彼の獲得に動いていない。」

 

ラムジーについて…

「彼にはとても満足している。日々のすべてのトレーニング・セッションで私が望む野心を示しているからね。彼は私が望むクォリティと能力を発揮してくれている。私は彼と一緒に仕事がしたい。」

 

では、なぜラムジーは新たな契約にサインしていないのか?

「それはクラブと選手自身に対する質問だろう。イヴァン(・カジディスCEO)やラウール(・サンレヒ)、スヴェン(・ミスリンタート)に彼は私にとって重要な選手だという考えを伝えている。」

 

※ここからが追記部分です

イングランドでの考え方、ロンドンでの生活や選手達について…

「これまでのキャリアでもプレミアリーグのことは見てきたし、すべての選手を見ていると思う。みんな知っているのが当たり前だろう。ここに来てから直接知り合った人もいれば、ここで一緒に仕事をしている選手達もいる。それに、我々はこれからすべてのチームと対戦することになる。その上で相手選手や対戦相手のシステムやアイディアを分析することになるだろう。ただ、プレミアリーグは世界最高のチームが集まった世界屈指のリーグだと思う。」

 

ベンゲル時代の戦術から変更するのか?

「私はとにかく勝ちたい。パフォーマンスというのは日々の攻守に渡る働きを駆使して試合を戦っていくことだと思う。私の一番のアイディアというのは選手達と共に日々成長していくことであり、そのアイディアを伝えるために選手達と共に一生懸命働いているところだ。一番重要なのはシステムじゃない。私にとって最も大事なのは競争力のあるチームを作り上げることだ。そして、我々にはそのクォリティがあると思っている。」

 

新しいキャプテンの任命について…

「我々はそのことについても話し合っている。すべての選手達について、個性も含めて詳しく知る必要があるというのが私の考えだ。そして、チームには5人のキャプテンが必要だというのが最初の考えだ。だが、今は名前を明かせない。もっと選手達について知る必要があるだろう。今はコシエルニーが第一キャプテンを務めているが、私はそれを尊重している。その上で、我々はドレッシング・ルームで最高の個性を発揮している選手を探しているところだ。我々は選手達を尊重しつつ、キャプテンに相応しいベストな選手を見つけたい。」

 

誰を正GKにするか決めているのか?

「私はチェフ、レノ、マルティネス、メイシー、オスピナと一緒に仕事をしていきたい。ただ、GKが多すぎるのは明らかだ。トップチームのGKは3人にするつもりだ。今はGK達と日々一緒に働いて彼らの様子を見ているところだ。それを踏まえて誰を正GKにするか決める。」

 

アーセナルの選手達についてベンゲルと話をしたか?

「まだだ。」

 

その件について話す予定はあるのか?

「例年であれば、毎年ニヨンで監督の集まりがあって、そこで様々な監督達と会話をしている。来週になるか来月になるか分からないが、近いうちに会えると思っているよ。」

 

ベンゲルからのアドバイスは役立つだろうか?

「あらゆる監督が選手達のことを知る必要がある。すべての監督が選手達と同じ様な関係を築ける訳ではない。私には私の個性があるからね。私としては直接意見を聞きたいし、選手達とも直接話をしたい。クラブから選手についての情報は聞いているし、周囲の人々からも聞いている。もちろんアーセン(・ベンゲル)からの情報は私にとって重要なものだが、それ以上に重要なのは選手とのダイレクトなやり取りだと思う。」

(ソース:Arsenal.com

 

エメリのインタビュー後半を追記しました。

 

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