ラカゼットと今後について話し合い?
ESPNが情報提供者より入手した情報によると、アーセナルは今後数週間のうちにラカゼットとクラブでの将来について話し合う場を設けるらしいです。
ラカゼットは特に退団を熱望している訳ではないそうですが、オーバメヤンの退団が噂されていることもあり、アルテタとじっくり話し合い、チーム内における自身の立ち位置について確証を得たいそうです。
情報提供者によると、アーセナルはオーバメヤンとラカゼットが同時に退団するようなことは絶対無いと確信しているらしいです。
2021年までとなっているオーバメヤンとの契約交渉についても、アルテタが直接交渉に乗り出す考えを示しており、監督自ら説得に当たるとされています。
なお、ラカゼットの契約も残り1年となっています。アルテタは今夏の移籍市場で選手のオーバーホールを希望しており、選手を売却してそのための資金を得る必要があります。そして、ラカゼットは6,000万ポンド(約81億円)の移籍金を生み出す可能性があります。
そのため、仮にオーバメヤンがアーセナルとの契約延長に応じた場合、ラカゼットが放出されるのでは?との憶測が広まっています。ラカゼットにはアトレティコ・マドリーが強い興味を示しているとされます。
その一方で、アーセナルはアトレティコのトーマス・パーテイに強い興味を示しており、ラカゼットとパーテイでトレードが行われるのでは?との噂もあります。
しかし、アーセナルはオーバメヤンの去就が不透明な段階で、ラカゼットの放出を決断することに消極的なため、トレード案については両クラブとも真剣に検討していないと報じられています。
いずれにせよ、オーバメヤンとラカゼットの二人はチーム作りの中心であることに変わりはありません。コロナの影響でクラブの財務状況が悪化しているなか、両者ともアルテタの下でアーセナルがどの様なビジョンを持っているのかを知りたがっているとのこと。
ちなみに、アーセナルはプレミアリーグのクラブで唯一、選手の給与支払いを延期するのではなく、削減する方向に舵を切ったクラブです。
(ソース:ESPN)
インテルがベジェリン獲得を計画?
ミラー紙によると、インテルがベジェリンの獲得を計画しているらしいです。現在25歳のベジェリンは、2011年にバルセロナからアーセナルに加入して以来、グーナーから絶大な人気を誇っています。
アーセナルは2023年までとなっているベジェリンの契約を延長すべく動いているそうですが、ベジェリン自身は契約延長をそこまで急いでいないらしいです。インテルが興味を示していることや、アルテタがサイドの戦術をどの様に考えているかを見極めたいと思っているのだとか。
なお、アーセナルはベジェリンの移籍金を2,700万ポンド(約36億円)前後に設定しているらしいです。インテルもコロナの影響を受けて財務状況が悪化していることから、アーセナルの希望額を支払えるかは不明だとか。
(ソース:Mirror)
ユベントスがラムジーを放出へ?
昨夏にアーセナルからFAでユベントスに加入したラムジーですが、ユベントスは早くも売却を考えているようだとデイリー・メール紙が報じています。
ユベントスもコロナ・パンデミックの影響を受けて財務状況が悪化しており、給与の削減が不可避な状況になっているそうです。その中で週給40万ポンド(約5,384万円)を受け取っているラムジーが放出対象になっているとか。
ラムジーは昨夏に加入以降、怪我の影響もあって本来のパフォーマンスを発揮できていません。リーグ戦中断直前の3月には、リーグ戦で2試合ゴールを決めるなど復調の兆しも見せていました。
しかし、シーズンを通して見ると、リーグ戦の先発はたったの9試合となっており、リーグ9連覇を目指して首位を走るユベントスにあって、週給40万ポンドに見合った活躍はできていません。
この様な状況のためユベントスはオファーがあれば放出するつもりらしいですが、問題は高額すぎる給与です。マン・Uが獲得に興味を示しているとの噂がありますが、現在と同じ給与を支払うつもりは全くないそうです。
そのため、ユベントスが給与の一部を支払う形のローン移籍が現実的だろうと指摘されています。
ラムジーは移籍からたった1年で、ユベントスを退団する事になるのでしょうか。
(ソース:Daily Mail)
ベンゲル:下位リーグは死にかけている
FIFAのグローバル・デベロップメント部門の責任者を務めるベンゲルはBeIN Sportsの番組に出演した際、下位リーグのクラブがコロナの影響をモロに受けており死にかけていると警告しました。
ベンゲル
「我々はフットボール界全体で収入の20%を失うと試算している。フットボール界の全世界の売上高は450億と言われている。つまり、損失は100億〜140億となり、これがフットボール界が失う金額だ。
そして、大半のクラブの賃金体系を見ると売上高の60〜80%を占めている。つまり、この問題を解決できるのは選手の給与しか無いのだ。
(コロナの影響下にあっても)弱いクラブはさらに弱くなり、強いクラブがさらに強くなったと言えるだろう。
これまで当たり前だと思っていたことが、いつでも中断される可能性があると痛感させられた。そして、それが生きて行く上でとても重要なことであったとしても、我々はそれが無くても生きていけることに気づいた。
健康が第一であり、試合の構造に関する問題点を知るいい機会になったと思う。
しかしながら、皆さんもご存知の通り、人々は忘れっぽいという大前提がある。第二に、人々は競技に参加すると自分のことだけを考える様になり、どうやったら生き残れるか、どうすれば次の試合で勝てるか、最高の選手を獲得するにはどうすれば良いか、そしてその選手を獲得するための十分な資金を手に入れられるか、を考える様になる。同じことの繰り返しだ。」
下位リーグの大半は試合の入場料が収益の大部分を占めており、こちらの影響の方がより深刻だと警告しています。
「現在の我々は主にエリート層の再編成を主な目的とする社会に住んでいるが、イングランドの事例をよく知っているだけに非常に心配だ。
イングランドの下位リーグは死にかけている。プレミアリーグは生き残れるだろう。そこは私も心配していない。
特に心配なのは92クラブのうち65クラブが損失を出していることだ。スタジアムを開ければ、試合をやる度にお金を失うことになる。
これは間違いなくフットボール界が考え直す必要のある問題であり、これらのクラブがどうすれば生き残れるかを考える必要があるだろう。
エリート層は確かに必要だけれど、若手にプレーするチャンスがあって、彼らが生き残っていける基盤が必要なのだ。
苦境に陥っているクラブが多すぎて、生き残るための資金が足りない。そうなると、プロの選手を抱えているクラブはもうプロとしての活動を続ける事が出来なくなるので、多くのクラブを失うことになるだろう。」
(ソース:BeIN Sports)
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