ロマーノ氏：アマドゥ・オナナ獲得の噂について
移籍市場の情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏がcaughtoffsideで連載中のコラム『 Daily Briefing』の中で、アーセナルが獲得へ向けて交渉中だとされるエバートンのアマドゥ・オナナについて触れています。
ロマーノ氏によると、アーセナルがオナナのことを高く評価していることは把握しているものの、それ以上の具体的な動きに関して十分な情報がまだ入っていないそうです。
もちろん、具体的な動きを行う前にクラブ内部で議論する時間はまだあるので、今後の動きを注視する必要があるとも述べています。
今シーズンのアーセナルは、パーテイが長期離脱で殆どプレーできていないこともあり中盤に問題を抱えています。
オナナは優れた能力の持ち主でパーテイと同様のクォリティを提供できるポテンシャルもありますが、だからと言ってすぐパーテイの後任としてオナナ獲得と考えるのはまだ早いでしょう。
パーテイに関しては昨年6月末までアーセナルは売却を検討していたものの、アルテタ監督が引き留めることを決めたという経緯があります。
そのため、今夏の移籍市場では何が起きても不思議ではありませんが、少なくとも現時点ではパーテイが怪我で離脱していることもあり、去就に関する具体的な情報は全く無いとのこと。
（ソース：caughtoffside）
トニーとエンケティアに関する最新情報
移籍情報の専門家ベン・ジェイコブズ氏がファブリツィオ・ロマーノ氏のコラム『Daily Briefing』の中で、以前からアーセナルが獲得に熱心だとされるブレントフォードのイヴァン・トニーに関する最新情報を述べています。
同氏によると、アーセナルは現段階ではトニー獲得交渉を行っていないそうです。ただ、トニー自身はアーセナルからアプローチがあった場合は歓迎すると思われます。
トニーの獲得には非常に高額な移籍金が必要になるため、アーセナルが今夏の移籍市場を待たずに1月の段階でトニー獲得に動く保証はとのこと。
ブレントフォードはトニーの移籍金として最低でも8,000万ポンド以上（約147億円）、報道によっては1億ポンド（約184億円）を要求すると言われています。これはアーセナルの1月の補強予算を大きく超えています。
また、トニーは賭博違反で長期の出場停止を受けている間もブレントフォードがサポートしてくれたことに恩義を感じているため、今シーズンはクラブに留まる可能性が高いとのこと。
ブレントフォードとしても、降格争いに巻き込まれていることやストライカーが不足していることもあり、1月のトニー売却はかなり消極的になっていると考えられます。
いずれにせよ、ブレントフォードとしてはトニーを早急に売却しなければならない状況ではありません。トニーが自身の去就について考えているのは事実のようですが、場合によっては2025年の契約満了を待ってFAとなる可能性も残されているとのこと。
トニー獲得の噂がある一方で、クリスタル・パレスがエンケティアに興味を示しているとのう噂もあります。
この件に関するジェイコブズ氏の見解は、アルテタ監督がエンケティアを重要な戦力とみなしており、クリスタル・パレスが強い興味を示しているものの1月に売却するつもりは無いそうです。
アーセナルはエンケティアの移籍金を3,500万ポンド（約64億円）前後に設定していますが、補強予算内で新たなストライカーが見つからない限りエンケティアの移籍を認めることはないでしょう。
ただ、ジェイコブズ氏が得た情報によれば、エンケティア自身は1月の移籍市場で相応しいオファーが届いた場合は積極的に検討するらしいです。
しかしながら、アーセナルとアルテタ監督はシーズン後半へ向けて選手層を確保したいと考えているとのこと。
（ソース：caughtoffside）
クラピア争奪戦に敗れる
Daily Mailによると、アーセナルはクロアチアのNKクストシヤでプレーするU-17クロアチア代表FWティノ・クラピア（17）獲得に動いていたものの、最終的にライプツィヒへ加入することが決まったそうです。
クラピヤはアメリカ生まれでニューヨーク・シティのアカデミーでキャリアをスタートさせたようですが、その後家族と共にクロアチアへ移住したそうです。
アメリカとクロアチアのパスポートを持っていることもあり、U-17W杯ではU-17アメリカ代表にも召集されていたのだとか。
アルテタ監督もクラピアの出場した試合を3試合チェックし、家族に対してもロンドンへの移住を説得したそうですが、クラピアはトップチーム入りがアーセナルより容易なライプツィヒを選択したとのこと。
（ソース：Daily Mail）
