ベンゲル:フットボールでは団結が過小評価されている
怪我人を多く出しながらもリーグ2位と好調なアーセナルですが、チームの団結と安定感が重要要因になっているとベンゲルは語ります…
ベンゲル監督
「現在の社会は常に新しいものを求めている。我々は30分毎や数分毎にニュースを目にするからね。その度に何か目新しい発表を行う必要があるのだ。」
「しかし、忘れてはならないのがフットボールには団結力や安定感が必要だということだ。これは人々が望むことと少し逆行する。しかし、私は団結力と才能が成功と密接にリンクすると思っている。。」
「常に新しいものへの需要があるため、今日の社会では団結力が過小評価されがちだ。現代の人々が以前より情報通になっている事からも難しくなってきている。彼らは直ぐに新しい情報を知ることができるからね。」
「チームが試合に負けたとき、誰もが自分の意見を言える環境になってきた。そして、その事がこれまで以上に不安定さをもたらしていると思う。そのため、おそらくクラブ内においてもこの種の団結力が必要になってくるだろう。また、これまで以上に不安定要因への対応力も重要になってくると考えている。」
「我々の記録を見れば結果に繋がっていることが分かるだろう。先日、誰かが作成した2015年の順位表を見たのだが、2015年の我々は他の誰よりも好成績を残していた。非常に安定していると言えるだろう。」
(ソース:Arsenal.com)
ベンゲル:新たなストライカーを獲得するつもりはない
悲願のリーグ制覇へ向けて、1月にストライカー獲得に動くのでは?と報じられているベンゲルですが、この噂を一蹴しています…
ベンゲル監督
「私にはファンのフラストレーションが理解できなかった。我々にはジルーがいるし、ワールドクラスのストライカーだと確信しているウォルコットもいる。その上、ワールドクラスのストライカーであるアレクシス・サンチェスやウェルベックもいるのだからね。」
「この4名を上回る選手獲得には多額の資金を使わねばならない。ジルーは自信に溢れている。それは私が何度も述べてきたことだ。彼はこのポジションでプレーするのに必要なメンタルを持っている。」
ジルーは全大会を通して15ゴールを決め、リーグ戦でも10ゴールを決める活躍を見せています。本人は20〜25ゴールが目標だと語っていましたが、ベンゲルは個々の栄光よりもチームの成功に集中して欲しいと釘を刺しています…
「目標を持つのはいつだって素晴らしいことだが、私はチームとしての目標の方が好きだ。個人の目標に固執するあまり、チームに悪影響を与えることもあるからね。」
リーグ得点王を独走するレスターのヴァーディーについて…
「彼はプレミアリーグのベスト・スコアラーだ。莫大な移籍金を費やしたのに、大してゴールを決めていない選手もいるのにね。」
「バーディーについてのミステリーは、29歳という年齢になるまで一度も成功することもなければ、それまで誰も彼の獲得に動かなかったことだ。」
(ソース:Mirror)
チャンバースが1月に古巣復帰?
アーセナルは出場機会を得られていないチャンバースを、1月に古巣サウサンプトンにローン移籍させるつもりだと報じられています。チャンバースは2014年にアーセナルへ加入し、これまで28試合に出場しています。しかし、昨シーズンこそコンスタントにプレーしていましたが、今シーズンはベジェリンの台頭もあり出場機会が激減しています。ベンゲルはチャンバースにトップチームで経験を積ませたいと思っており、古巣へのローンを検討しているとか。
しかし、ドゥビュシーが1月に移籍した場合は右SBの控えがいなくなるため、チャンバースのローン移籍も無くなるだろうとのこと。
(ソース:The Sun)