エク氏の買収提案が拒否される
正式にアーセナル買収に動いていたSpotifyの共同創業者兼CEOのダニエル・エク氏が、自身のTwitterでクロエンケ氏に対する提案が拒否されたと発表しました。
Following reports today I want to correct the record with attached statement pic.twitter.com/CzfF0Y76K4
— Daniel Ek (@eldsjal) May 15, 2021
ダニエル・エク氏
「本日、私がアーセナルFCの買収提案を行っていないという不正確な報道がなされた。
そのため、私は事実を記録しておくことが重要だと考えた。今週、ジョシュ・クロエンケ氏及び彼らの銀行家の方々に対して、ファンによるオーナーシップや取締役会の代表権、そして黄金株(※)の発行を含む買収オファーを行った。
その提案に対する彼らの回答は、お金は必要ないというものだった。私はこの状況が変わるまで買収に関心を持ち続ける。」
※黄金株:拒否権付株式のこと。株主総会の議決に対して拒否権を行使できる強力な権限が与えられた株式。
ラムジー再獲得の可能性?
今夏のアーセナルはクリエイティブなMFの獲得に動くと考えられており、現在ローンで加入しているウーデゴールを完全移籍で獲得しようとしていると噂されています。
しかし、ウーデゴールの獲得が難航した場合は、かつてアーセナルでプレーしていた選手に目を向けるかもしれません。
2019年にラムジーがFAでユベントスに移籍して以来、アーセナルは中盤のクリエイティブさとファイナル・サードにおけるクリエイティブな閃きが不足しています。
アーセナルはその不足を補えるウーデゴールの獲得を目指していますが、レアル・マドリーは彼を戻したがっています。
ウーデゴールの獲得が難しいのであれば、アーセナルをよく知るラムジーを再獲得するのも良いのではないかとfootball.londonが報じています。
事実、移籍情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ユベントスは今夏にラムジーを売りに出すそうです。さらに、ラムジー自身は11年間所属したアーセナルへの復帰に強い関心を示しているとも述べています。
ラムジーとユベントスの契約は2023年まで残っていますが、今シーズンのセリエAで22試合2ゴール5アシストとクラブの期待を下回る結果となっています。
ロマーノ氏によると現時点で移籍へ向けた具体的な話は何もないそうですが、アーセナルが再獲得へ動くことはあるのでしょうか。
(ソース:football.london)
ウィロックの移籍金を設定か?
現在、ニューカッスルへローン移籍中のジョー・ウィロックですが、金曜日に行われたマン・C戦でもゴールを決めており、リーグ戦で5試合連続ゴール中で1月の加入以来6ゴールを決めるなど大ブレイクを果たしています。
ウィロックの活躍もあってニューカッスルは降格争いから抜け出し残留を果たしています。
この大活躍を受けてニューカッスルのブルース監督は、完全移籍での獲得を希望するコメントをしています。
その様な状況のなかで、アーセナルはウィロックの移籍金を設定したそうです。ファブリツィオ・ロマーノ氏によると、アーセナルはウィロックの移籍金を2,500万ポンド(約39億円)〜3,000万ポンド(約46億円)に設定したとか。
この金額設定は、ウィロックの市場価値とされる2,000万ポンドを大きく上回るものです。そのため、売却する意思が無いことを示しているものかもしれません。
アーセナルはウーデゴールを獲得できる可能性が低いため、彼に代わるクリエイティブな選手としてウィロックを残留させるつもりなのかもしれません。
アーセナルとウィロックの契約は2023年まで残っており去就はクラブ次第ですが、ウィロックはニューカッスルでの活躍によりプレミアリーグでも十分通用することを証明しており、クラブに復帰以降はプレー時間の保証をクラブに求める可能性があります。
(ソース:football.london)
ビッグ・サムからメイトランド=ナイルズへのアドバイス
現在W.B.A.へローン移籍中のメイトランド=ナイルズに対して、ウェストブロムのサム・アラダイス監督が感謝を述べると共に今後のアドバイスを送っています。
アラダイス監督
「エインズリー(・メイトランド=ナイルズ)は我々のために全力を尽くしてくれた。
彼が常にプレーしたいと思っていたポジション、つまり中盤で起用することが私の考えだと彼も理解していたよ。
その上で私が彼に言ったことは、良いプレーを続けている限り中盤でプレーできるだろうということだ。そこでプレーし続けられるかは自分次第だとね。
コナー・ギャラガーもそうだが、彼らはもっとゴールを決めないといけない。そういう面での貢献が必要なんだ。
彼らはアップダウンのできる選手なので、ボックス・トゥ・ボックのプレーもできるしボックス周辺に位置したりボックス内に侵入してチャンスを得ることも出来る。ただ、その場合はフィニッシュを改善しないといけない。
それは全てのMFに言えることで、全ての攻撃的にも同じことが言える。彼らはゴールを決める必要があるんだ。
全体的に見てもエインズリーは我々の求める仕事をこなしてくれた。我々が求めるプレーであり、彼の望みでもあったプレーで大きく貢献してくれたと思っている。
だが、一つだけ足りないものがある。それは我々が最終的に必要としていたゴールだよ。
前線の3人だけでなく中盤の選手もそれぞれ2〜3点決める必要があるのだ。それがあれば大きく違ったかもしれない。
アーセナルには中盤に優れた選手が大勢いる。彼にとって厳しい状況なのは理解できるよ。中盤はポジション争いが激しいからね。だから彼はフルバックとしてプレーすることが多かったんだと思う。
しかし、もし私が彼の立場だったら監督に指示されたポジションでプレーするだろうね。断りなんかしないよ。なぜなら、複数のポジションでプレーできれば、1つのポジションでしかプレーできない選手より多くの試合に出れるからだ。
” ユーティリティ・プレーヤー ” と呼ばれるのは嫌かもしれないが、頑なに『このポジションでしかプレーしない』という人より、そういう選手の方が得てしてたくさん起用されるものなんだ。」
(ソース:Mirror)
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