アワール獲得の向け二度目のオファーへ
アーセナルは先日、アワールを獲得すべくリヨンに対して3,200万ポンド(約43億円)のオファーを出したものの、 リヨンは移籍金を5,500万ポンド(約74億円)前後に設定しているため拒否されました。
リヨンのジャン=ミシェル・オラス会長は自身のTwitterで、アーセナルの金額はアワールの価値からかけ離れているとツイートし、アーセナルからのオファーを拒否した事を示唆しました。
しかし、アーセナルはまだ諦めておらず、内容を改善した二度目のオファーを準備しているようです。その内容は移籍金3,650万ポンド(約49億円)+出来高払い900万ポンド(約12億円)の総額4,550万ポンド(約61億円)になるとか。
また、リヨンは昨シーズンのCLで準決勝進出の立役者となったアワールを安売りするつもりはありませんが、コロナ・パンデミックによるクラブ財政への影響も無視できないため、移籍金を減額する可能性もあると報じられています。
アワールにはアーセナルの他にもマン・Cやユベントスなど複数のビッグ・クラブが獲得に動いていますが、今のところアーセナル以外に正式オファーを出しているクラブは無いそうです。
ただ、アーセナルは過去の経験からオラス会長との交渉が一筋縄では行かないことも知っています。2016年の夏の移籍市場でアーセナルはラカゼットの獲得に動きましたが、リヨンはアーセナルの提示額を公にした上で安過ぎるとして拒否を表明しました。
最終的には翌年の移籍市場でラカゼット獲得に成功しますが、アワールの獲得交渉でも似たような事態になる可能性を考慮しているようです。
なお、アーセナルとアワールは契約内容で合意に達しており、あとはリヨンとの交渉だけと言う状態です。アーセナルはアトレティコ・マドリーのトーマス・パーテイ獲得も目指しているため、中盤の人員整理と財務上の柔軟性を確保するため選手を売却する必要があります。
トレイラがアトレティコやトリノなどから興味を持たれていますが、どちらもローン移籍での獲得を希望しているらしいです。ただ、アーセナルは最低でも2,000万ポンド(約27億円)以上の移籍金での完全移籍を望んでいるようです。
なお、トリノのヴァニャーティSDはトレイラは『トレイラはトップ・プレーヤーだが移籍金が高過ぎる。我々に限らず、アーセナルから彼を獲得するのは難しいだろう』とコメントしています。
アーセナルはチームのバランスを取り戻すため、トレイラの他にもコラシナツやムスタフィ、ソクラテス、グエンドゥジ、エジルを売却する用意があるとされています。
(ソース:football.london)
リヨンは二度目のオファーも拒否か?
上記の様にアーセナルがアワール獲得へ向け二度目のオファーを準備しているとされていましたが、二度目のオファーも拒否されたという報道も出ています。フランスのRMCスポーツが報じたそうです。
アーセナルが提示した二度目のオファーは3,450万ポンド(約46億円)相当だったらしいです。また、リヨン側は最低でも4,550万ポンド(約61)億円の移籍金を支払う必要があると通告してきたそうです。
ただ、この金額は最初の設定額より1,000万ポンド(約13億円)減額されています。
(ソース:Daily Express)
コシエルニーがアーセナル・ファンに謝罪
昨夏の移籍市場でボルドーへ移籍したコシエルニー ですが、その移籍発表で使用されたビデオ映像の内容についてアーセナル・ファンに謝罪したそうです。
コシエルニーはキャプテンという立場にありながら、昨夏のプレ・シーズン・ツアーへの帯同を拒否するなど、半ば強引にボルドーへと移籍したことでファンの反感を買いました。
さらに、ボルドーへの移籍発表で使用したビデオ映像は、アーセナルのシャツを脱ぎ捨てるとその下にボルドーのシャツを着ているというもので、クラブへのリスペクトを欠く内容にファンやクラブOBが激怒しています。
コシエルニーは2010年から9年間もアーセナルで主力としてプレーし、FAカップ優勝3回に貢献するなどクラブのレジェンドとして扱われて良い選手でしたが、一連の騒動によりファンからの支持を失いました。
それから1年が経過し、このほどビデオの内容についてファンに謝罪しています。
コシエルニー
「僕のボルドー行きを伝える発表ビデオが、ちょっとした騒ぎになったことは知っている。
ファンのみんなに謝罪したい。ここまで影響が出るとは思わなかったんだ。」
(ソース:The Sun)
アワールの移籍は情報が錯綜していますね。


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