今夏の移籍市場ではカイセド獲得を優先?
Football Transfersが伝えたところによると、アーセナルは今夏の移籍市場でブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセド(21)獲得を最優先にするらしいです。
アーセナルは1月の移籍市場でカイセド獲得に動いたものの失敗しましたが、夏の移籍市場で再チャレンジするようです。
今夏にMFを補強したいアーセナルは複数の候補をリストアップしており、その中で高く評価していたレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(24)が、ソシエダからの移籍に否定的なコメントをしたことでカイセドの優先度が高まったとFootball Transfersは指摘しています。
カイセドは最近、ブライトンとの契約を2027年まで延長しており、週給は6万ポンド(約969万円)でクラブ側に1年の契約延長オプションがあるようです。
アーセナルは今夏の補強資金として1億5,000万ポンド(約242億円)を用意しているそうですが、これはCL出場権獲得やプレミアリーグ優勝によって得られる資金を除いた金額なのだとか。
アーセナルは今夏に二人のMFを補強したいと考えていて、カイセドの他にウェストハムのデクラン・ライス獲得も視野に入れているとされますが法外な移籍金を支払うつもりは無いそうです。
クラブは1月の移籍市場でムドリク獲得に動いた際も、自分達の評価額を超える移籍金を提示するこてはせず最終的にムドリクはチェルシーへ行きました。
そのため、カイセドとライスに関しても1億ポンド(約161億円)以上の移籍金を提示するつもりは無いのだとか。
また、それによって争奪戦に敗れ二人の獲得を逃したとしても、ムドリクを逃してトロサールを獲得したようにプランBを用意しているようです。
(ソース:Football Transfers)
ライスとパケタの両獲りを狙う?
スペインのFichajesによると、アーセナルは今夏の移籍市場でウェストハムからイングランド代表MFデクラン・ライスとブラジル代表MFルーカス・パケタ(25)の2人を獲得しようとしているらしいです。caughtoffsideが記事を引用して伝えています。
パケタは昨夏にウェストハムへ加入したばかりですが、期待されたような活躍をできずにいます。ただ、高いポテンシャルの持ち主であることは間違いないので、アルテタ監督の下でその才能を開花させることが出来るだろうと報じられています。
ウェストハムが現在降格争いをしていることもあり、仮に降格した場合はより獲得しやすくなると思われます。
なお、アーセナルが以前からライス獲得に動いてることは周知の事実ですが、パケタも獲得するかは未知数だとcaughtoffsideは見ているようです。
(ソース:caughtoffside)
ウィルシャー:ライスはアーセナルに完ぺきにフィットする
ユースチームでコーチを務めているジャック・ウィルシャーがPA Sportの取材を受け、現役時代の元チームメイトでアーセナルが獲得に動いていると伝えられているデクラン・ライスについて語っています。
ウィルシャー
「彼は何でもできるMFだ。どのクラブを応援するサポーターでもデック(※ライスの愛称)に来て欲しいと思うだろうね。ノース・ロンドンにいる僕の自分勝手な意見を言わせてもらえば、ミケル(・アルテタ監督)の下で彼は非常に素晴らしい選手になれると思うよ。ミケルが彼を育ててさらに成長させることで、チームにとって非常に大きな存在になれるだろう。
デックとの会話の中で、彼が信じられないような活躍をしていること、プレミアリーグのビッグ・クラブでキャプテンを務めていること、そして常に学び続けることを伝えた。
ウェストハムに敬意を払うべきだけど彼の将来は彼の手の中にあるんだ。そして今、彼は全てを手に入れ、さらに多くのことを吸収し、どんなクラブでもプレーできる男に成長した。
彼がどこへ行くにしても楽しみだよ。その行き先がアーセナルだと良いんだけどね。」
(ソース:GOAL)
