トテナムがサリバ強奪を計画中
アーセナルとサンテティエンヌが基本合意に達しているU-20フランス代表CBウィリアム・サリバ(18)について、トテナムが強奪を計画しているとBBCのオーンステイン氏が報じています。
アーセナルは移籍金3,000万ユーロ(約37億円)の分割払いでの獲得を目指していますが、今夏に積極的な補強を続けるトテナムがサリバへの興味を再燃させているらしいです。
サンテティエンヌとはサリバを来季1年間ローンバックする契約内容のため、アーセナルはファースト・チームで即戦力となるCBの獲得を目指してマーケットで活動中です。
(ソース:BBC)
コシエルニーの移籍金を12億円に設定か?
アーセナルはクラブに今夏の対談を要求し、アメリカ遠征への帯同を拒否するという強硬手段にでたコシエルニーの売却を検討しているようです。アーセナルが設定した移籍金は880万ポンド(約12億円)だとイブニング・スタンダード紙が報じています。
コシエルニーに関してはリーグ・アンの複数のクラブが興味を示していると言われていますが、アーセナルの設定した移籍金を満たす正式オファーは届いていないそうです。
ボルドーが3年契約の提示を示唆したらしいですが、これはコシエルニーが抱えるアキレス腱の怪我の状態を見ながら1年ずつ契約を延長するという提案だったらしいです。
コシエルニーとアーセナルの契約は残り1年となっていて、コシエルニーは今夏に契約解除をしてFAで退団したいとクラブに申し入れましたが、クラブはこれを拒否しています。これを受けてコシエルニーはクラブにプレッシャーをかけるべく、アメリカ遠征への帯同を拒否するという強硬手段に出ています。
なお、コシエルニー側はクラブから残りの契約を買い取ってFAになるという方法も検討しているらしいです。
(ソース:Evening Standard)
ベンフィカのポルトガル代表DFに興味あり?
アーセナルはコシエルニーがアメリカ遠征への帯同を拒否したことを受けて、ベンフィカのポルトガル代表DFルベン・ジアス(22)への興味を再燃させたらしいです。
ジアスとベンフィカの契約は2023年まで残っていて、さらに5,400万ポンド(約73億円)前後のバイアウトが設定されています。そのため、資金不足により一時は撤退していましたが、コシエルニーの後任を探す必要が出てきたため興味を復活させたとのこと。
ただ、バイアウトを行使した獲得の場合、今夏の補強費用をジアス一人で使い切ることになるため行使は避けると思われます。具体的には、初期費用を抑えてジアスの活躍に応じて支払われるオプションを充実させる方向で交渉すると考えられます。
(ソース:Daily Mail)
エメリはキャプテンの公認選びに頭を悩ませる
アメリカ遠征への参加を拒否したコシエルニーは、クラブから懲罰処分を科されることになります。また、キャプテンを剥奪されることも確実視されています。そうなると後任のキャプテンを選出しなければなりませんが、適任者が殆どいないという現状にエメリが頭を悩ませていると報じられています。
エメリは昨シーズン、5人のキャプテン・グループを指名しました。コシエルニーの他にはチェフ、ラムジー、エジル、ジャカがいますが、チェフとラムジーはクラブを去っておりエジルも将来が不透明です。つまり選択肢はジャカのみですが、彼はサポーターから全幅の信頼を得ているとは言い難い状況です。
ではジャカ以外に適任者はいるのか?という話になります。モンレアルは2013年からクラブに在籍するベテランですが、チーム内で確固たる立場を確立しているとは言えません。キャプテンシーという意味では昨夏に加入したソクラテスが最も適任ですが、まだクラブに在籍して1年です。
そうなると2011年からクラブに在籍する古参で、レギュラーとしてプレーしているベジェリンに白羽の矢が立つ可能性があると指摘されています。
(ソース:Sky Sports)
サリバの件は、サンテティエンヌが2クラブ両方と合意した場合、どちらへ行くかは選手本人が選ぶ事になりそうです。